明るさの求め方、トーチルーメン
明るさ比較の方法を検討中
現在懐中電灯の明るさを簡単に比較できないか模索中です。
これから冬になりいつもの屋外での照射チェックがやりにくくなること、
ライトの調子を見るときにデータから容易に比較できること
照度計では?
照度計を使えば明るさを計ることはできますが、それはその照度計の計測ポイントのみの明るさで、照度計で全体の明るさを測るのは無理です
リフレクタのコンマ数ミリの組み立て精度の違いで中心照度は大きく変化します。
たとえば円形の照射パターンを持つ懐中電灯であれば中心から周辺部に向かって一定の間隔で明るさを測っていけば?手動ではかなり荒いサンプリングとなるのでスポットと周辺光の境目次第で数値が大きく変わりそうです。
更に他のライトと比べるときにいつも同じ精度で計れるとは限りません。
平面に照射した画像を撮影し明るさを積算する
デジタル画像の照射画像から明るさを積算することはすでにイルミナムさんが行われています。
照射された光、つまり出力された光を計るのですからトーチルーメンに換算できる数値になります。
平面照射撮影画像からの明るさの計測と誤差
明るさの積算を行うソフトには医療現場などでも使用されて信頼性の高いImageJがよさそうです。
計測上の誤差
たとえば**ルーメンという絶対値を出すためには厳密なキャリブレーションが必要ですが、ある明るさを1としたときの数値というように相対値を出すのであれば、それぞれの相対値の間では正確な数値が容易に出せます。
計測する際に一般家庭で誤差の発生原因となるものを考えてみました
計測用の平面から反射した光が壁や天井で反射して再度計測用平面に入光すること
デジカメのコントラストが強いために画像上の明るさの差が実際の明るさ以上になってしまうこと
計測する平面の素材や光の周波数の違いによる反射率の違い
周辺光より更に回りに漏れる光は積算されない
誤差をどう考えるか?
天井や壁からの反射の再入光対策は?
計測用の平面を反射率の低いものにする
デジカメのコントラストの違いをどうするか?
RAW現像でコントラストの強調を排除する
光色による反射率の違いは?
実地を踏まえて修正可能なら修正する
周辺光より更に回りに漏れる光は?
すでに懐中電灯としては不要な部分なので積算しなくても影響は軽微、ただしその分積分球によるトーチルーメンより厳しい数値が出る可能性も。