ボディ細部、EagleTac PN20a

投稿日: Apr 27, 2010 4:7:18 PM

PN20aをパッケージから取り出して一番最初に流石と思ったのがテールのキーリング

テールにすっきり収まるだけではなく、外側に起こせばストラップ等を付けてもキャンドル立てが出来ます。

LEDはCREE XP-E R2、OPリフでスポットと周辺光のつながりがなめらかです。

リフの根元がLEDのドームギリギリになっているのでiTP A3 EOSと比べると前方投影面積は広くなっています。

写真ではわかりにくいのですが、リフの深さもiTP A3 EOSと比べかなり深くなっていて、集光度が高くなっています。

A3EOSのMidが18ルーメン(たぶんバルブ/LEDルーメン)なのにたいし、PN20aは15OTFルーメン(15LEDルーメン)と光束は小さいのですが、集光度が高いために実際に使ってみると照射範囲内に置いては明るくなっています。

ヘッドの途中が太くなっているのは内部に明るさ切り替えスイッチが入っているため。

ベゼルは小さいながらもSD系になっていてライトを点灯させたまま下向きに机等に置いたときでも光が漏れてつけっぱなしを防げます。

さて、このライトの一番のポイントはこのヘッドが一回り太くしてまで採用したこのスイッチ部分でしょう。

機構的には他のEagleTacでよくある物ですが、なぜこの方式を採用したのか?

これは実際に使ってみると分かります。

A3 EOSやKDバックルライトなど、ボディと基板が接触することがスイッチになっているライトを使っていると出てくる不便な点、

それは例えば基板の摩耗による接触不良だったり、基板を押し込んでしまって接触不良や基板の損傷になってしまうことがあったり、締めこんだつもりがちょっともどってうまく点灯しなかったり、そんな事がこのスイッチ機構ですべて解消されているのです。

Lo点灯はCリングとボディの接触で行います。

Cリングはスプリングで浮いている状態なのでその結果締めこんでいってもLoの状態が長く続きます、

そのCリングが更に押し込まれていくとHigh点灯です、

このように耐久性に関しての心配はなくなりました、そのかわりに明るさ切り替えがスピーディーに行えなくなったりスイッチのON/OFFの際のツイスト量が多いためそれに伴いスイッチが作動するための遊びの量が増えてスパッと消えなかったりとA3 EOSやKDバックルライトなどにはなかったウイークポイントができてしまいましたが、

実際にはそうそうモードを切り替えることも無いですし使いやすさは確実に上と言ってもよいでしょう。