AKOray 3-Mode setting designs.「Battery protection」

投稿日: Apr 08, 2009 5:14:28 PM

AAKOray AK-16の「Battery protection」をまとめました。

AKOrayのAAモデルやCR123Aモデルの特徴は非常に広い入力レンジのDCコンを持つことです。

AKOrayが好評な理由に非常にレベルの高いボディの仕上げが一つとしてあげられますが、

この電圧レンジが広く、しかも広いだけではなく非常に効率が良く、Li-ion充電池使用時もきちんとレギュレートし、しかもLi-ion充電池の時のみならず1AAでもきちんと明るいという非常に理想的なDCコンを搭載している事も好評な理由の一つでしょう。

そしてそのおかげでAA/14500モデルとCR123A/RCR123AモデルとでDCコンを共通化できコスト面でのメリットともなっています。

さて、今回「AKOray AK-16 ☆CREE Q5 3-Mode setting designs」はAAモデルとCR123Aモデルを共通化できないか?と作られたと思うのですが、個人的にはやっぱりそれぞれ別の方がいいですね(^_^;)

ボディは別でもDCコンは共通と思われますのでK-106/K-109A 3-Mode setting designsを検討中の方は参考にしてください。

■今回はunprotected-modeとprotected-modeのランタイムの違いです。

まずはprotected-mode

電池の電圧を監視して過放電を防いでくれます

いろいろ試してみましたが3.6V(3.7V)のLi-ion充電池でもっともわかりやすく動作します。

AWのRCR123Aを使用し明るさはMaxの状態では32分過ぎくらいに警告モードにはいって照度を落としなおかつ10秒程度の間隔でチカチカと点滅し電圧が低くなっていることをお知らせしてくれます。

グラフでは下がったところで照度が上下していますが、実際には上げ下げしている上端の明るさで点灯しています、下がった部分は点滅してお知らせした瞬間をとらえています。また計測を途中でやめていますがこの状態がしばらく続きます。

次にunprotected-mode

電池のコンディションに違いはあると思いますが、33分くらいで電池の過放電プロテクトが働いています。

両者のグラフを見る限るライトに搭載されたプロテクトモードは非常に良いタイミングで働いたことがわかります。

電池によっては電池のプロテクトとライトのプロテクトの動作が逆転する可能性もないではないですが、しかし生セルを使用している場合にはこのBattery protectionは有効に働くでしょう。

さて、このprotected-modeはNi-MH充電池の電圧にも対応しているのですが、Ni-MHで明るさをMaxにすると充電直後の電池でもあっというまに警告モードに入ってしまいます(´・ω・`)

ちなみに照度をわずかに落としただけで(目視では明るさの違いはほとんどわからないくらい)警告モードに入るまでかなり時間がかかるようになったのでMaxでの点灯ではNi-MHでは電圧降下が大きくすぐに警告電圧まで下がっているのでしょう。

Ni-MH充電池使用の場合はうまくprotected-modeとおつきあいください(^_^;)

それと、かなり使い込んだUltraFireのRCR123Aでもかなり早い時点で警告モードも入りました、劣化等で内部抵抗が高く電圧降下が大きくなっているんでしょうね。

同様に最初から3.0V仕様のRCR123Aもすぐに警告モードに入ってしまうのでunprotected-modeでお使いください。