UltraFire RL-168 ☆OSRAM (AA)

投稿日: Aug 09, 2009 10:13:25 AM

UltraFireと名前が付いてもその出来はピンからキリまで色々あって、特に継続生産しているうちに手抜きが酷くなる物もあるので気を抜く事が出来ません。

今回入荷したUltraFire RL-168はOSRAM Golden DRAGON Plusを搭載した珍しいライトです。

OSRAM Golden DRAGON Plusは小さなチップを大きなシリコンドームで被ってるのが特徴で、しかもシリコンドームのRが大きいのもCREEやSSCでは見られない仕様です。

AAライトにしては大きめのリフレクタ、しかもスムースタイプのリフレクタに小さいチップの組み合わせはスポットが強めでAAライトにしては遠射性能が良くなっています。

さすがにスムースリフでは近距離での同心円状のムラが目立ちますが、それも気になるのは手元灯として使った場合なので足下灯などに使えばまず気にならないでしょう。

光色ですが、スポット部分は真っ白ですが、その周囲に日亜によく見るイエローリングが発生しているのでこれもまた屋外で使いやすいと思われます(^_^;)

ボディはどこかで見かけた形状ですね・・・

JetBeamの JET-I PROにそっくりです(^_^;)

おかげで悪いところも似てしまってプロテクト付きの14500Li-ion充電池が長くて収まりません(´・ω・`)

逆に良くなった部分もあって、アルミ製のスイッチは非常に押しやすく、しかもその上キャンドル立てが出来ます。

スイッチの外側だけアルミで中にはゴムキャップが入っているのかな?と分解してみると

ゴムキャップは入っていなくてアルミのパーツにOリングがはめ込まれていて防水性を確保していました、

う~ん今回の製造者はよくやりますね。

今回ちょっと気になったのはテールキャップとボディの接続部分がローレットの途中で分割する形状になっていて

このような作りは精度を上げて接合部が分からなくなるようにつくれば綺麗なんですが、

この精度ではちょっと浮いていますね(^_^;)

明るさはHi-Lo二段切替、今のところモードメモリーは効いているようです。

Loは照射パターンはともかく暗い室内などの手元灯として使っても眩しくない明るさで、Hiとの違いが明瞭です。

Highモードはかなりの高出力のようで、いつもの1300mAHのNi-MH充電池のランタイムは以下の通りとなりました。

点灯開始から約35分で初期の照度の50%を切っています。

その後はじりじりと照度を下げていくので電池交換のタイミングはわかりやすいと思います。