潜在奥義の狙い方

 潜在奥義を、やや間合いの広い投げ技として認識して、決め所を考えても問題ないでしょう。 ただ、発生速度が通常投げより遙かに遅いので、ジャンプで避けられる事の他に、打撃技で潰される事を考慮する必要があります。 相手のジャンプ攻撃を地上でガードした後の反撃には向きません。 また、通常投げと異なり、弾かれる事もあります。 それでも、響の潜在奥義は、このゲームの潜在奥義の中でも、狙い易い部類に入ります。 なので、「対戦相手も潜在奥義の存在を意識している」と、考えておきましょう。以下に、狙い方の例を幾つか挙げておきます。

◆ ジャンプ攻撃を地上でガードさせた後

 ジャンプ攻撃が命中していれば連続技にもなる、基本連係です。

◆ ダッシュから唐突に

 そのままですが、中距離辺りから相手の隙をついて近づいて決めたり、 近距離からのバックジャンプ(空中弾きやジャンプ攻撃の空振り時が良い)の着地を狙ったりします。

◆ 小技を当てた後

 投げの狙い方でも触れた連係です。 ガードさせた後は反撃されやすいので、命中させた後にダッシュで間合いを詰めて狙います。 下段の小技を当てると、より狙い易いかと思います。

◆ ジャンプの着地点へ裏から

 普通のダッシュでも『間を詰めること肝要也』でも、 とにかく相手の下に潜ることが出来たら、相手が着地する直前に響の進行方向へ潜在奥義のコマンドを入力完成しておきます。 響の背面密着に相手が着地したら、確定で捕縛できます。

◆ 『間を詰めること肝要也』から

 目の前から相手の裏へすり抜けて、ほぼ密着状態でそのまま進行方向へコマンド入力します。 通常の地上戦の中だけでなく、相手の移動起き上がり(後転)に合わせて使う方法もあります。 こちらは、後転中の相手をすり抜けて位置を入れ替えることができたら、確定します。

◆ 相手の起き上がりに重ねる

 起き攻めで使うこと自体は上でも挙げていますが、 相手の起き上がりに合わせて発動させるとジャンプで回避が不可能になるので、それを有効活用します。 ただし、正面からの場合は弾かれることもあるので注意しましょう。 ちなみに、うつ伏せダウンの楓へ立ちCで追い打ちした後、その場起き上がりしか出来ない楓に潜在奥義を重ねた場合、 弾き以外で回避されません。

以下、追記(2021年7月4日)

 正面から重ねる場合、起き上がった相手が1フレジャンプ操作(↑+BorCorCD同時押し)をしていると、回避されるかもしれません(筆者の場合、起き上がりに正面から重ねることがほぼ無いので、回避された経験はありませんが……)。裏から重ねた場合は、回避不能になると思います。(追記ここまで)