『力』李

 書き直すつもりです。

以下、補足説明 (2015年1月2日)

 予定が未定になった項目です。本攻略記事公開中、2003年か2004年ごろだった思うのですが、 ガード硬直短縮からの反撃を潰す、連打キャンセル可能な小足の脅威が現実のものとなり、李の戦術が大きく発展しました。 確か2005年3月に、記事差し替えを予定して現状のような記述になり、そのまま放置となっています。 ちなみに、2010年代に入って、ガード不能起き攻めの実戦投入やガードキャンセル弾き後の戦術が洗練していき、 『力』李の戦闘能力は、2001年ごろとは別次元の領域に達しています。

以下、追記というか一応作成というか(2021年7月5日)

 月華のセオリー外攻防を強いられる相手なので、若干独特の対応が必要になります。

 まず、李の↓+Cには連打キャンセルがかかり、ガード後に←+Aで反撃しようとすると、続けて出された↓+Cを喰らうことになります。なにげに、『力』李の、↓+C始動連続技は、本ゲーム内で最強クラスの破壊力があります。李の↓+Cをガードしたあとで反射的に硬直短縮してしまうと酷い目にあうことがあるので、ぐっと我慢してしゃがみガード方向にレバーを入れ続けることも必要です。このゲームを長くプレイしている人ほど、反射的にガード硬直短縮操作を行ってしまうので、注意が必要です。

 ↓+C連打キャンセルによるガード硬直短縮刈りを警戒するだけでなく、←+Aをガードした後も注意が必要です。骸の←+A同様、←+A単発止めに対して打撃で確定反撃することができません。

 また、李には、対空奥義としては本ゲーム最強クラスの『炎扇翔』があります。↓溜め↑技の対空奥義、所謂サマソですが、この技による対空迎撃と合わせて、空対空ジャンプAまたはジャンプCからの連続技による対空迎撃があるため、李は飛ばせて落とす戦術の実用度が高めのキャラクターです。加えて、打撃を回避可能な『霞』から派生する中段技の『焔群』にも、対空迎撃技としての用途があります。なので、こちらから攻める場合に、安易にめくりジャンプ攻撃や、李のすぐ正面に着地するようなジャンプをしない方が良いです。確かに、ジャンプ攻撃が通れば、連続技でまとまったダメージを与えられますが、数回迎撃される蓄積するダメージが馬鹿にならなくなるので要注意です。

 打撃を回避可能な『霞』から派生する中段技と下段技を、こちらが地上にいるときに出された場合、ダメージ的にみれば回避すべきは下段の『旋風』の方です。しかし、大抵地上ではしゃがみガードを中心にガードしますから、中段の『焔群』が使われることが多いでしょう。一応、中段下段どちらがきても回避できる対処法は、バックジャンプ空中ガードor弾きとなります。または、『霞』に反応して踏み込んで、派生技を出される前に投げにいくことです。が、基本地上にいてしゃがみガードでガード固めている最中に、咄嗟にこれをするのは、難しいと思います。加えて、中段の『焔群』をガードしたあとに訪れる、←+Aからの地上連続技を1セット入れるチャンスを逃すことになります。

 『力』李の強力な戦術に、ガード不能の起き攻めがあります。起き上がりに『炎龍擺尾』をめくりで重ねられると、単なるめくりではなく完全なガード不能になります。また、たとえ立ち状態で喰らっていても、しゃがみ状態で喰らった場合と同じようにキャラクターが浮いてしまうので、超奥義の『奥義・炎龍纏身』まで確定してしまいます。なので、起き上がりの方向を、上手く散らすようにしたり、相手から意外だなと思われそうな方向を指定した方が良いでしょう。なお、超奥義1段目を地上で喰らった場合は、素早くレバガチャすれば2段目をガードできます(だから、李側としては、上記のセットプレイで超奥義クリーンヒットを狙うのが超奥義の使い方として主となります)。

 地味に、ガードキャンセル弾きからの追撃も痛かったり、足払い(\+C)が優秀だったりします。特に足払いに関しては、地上での前後移動による間合いとりの間や、ジャンプの着地後に喰らわないように注意しましょう。


『力』響で戦う場合

 反撃し難い李を相手にする場合、『技』よりもこちらを選択した方がよいでしょう。

以下、追記というか一応作成というか(2021年7月6日)

 李の↓+Cをガードした後、次の↓+Cが届いてしまう間合いの場合、連打キャンセルで出されることを想定して、ガード硬直短縮せずにしゃがみガードのまま、↓+Aを軽く連打しておくと、李が↓+Cを止めてダッシュ投げや再度の固め直しを試みたときに、李の動きを止めることができます。ただし、↓+Aからの連続技は無いので、李の攻撃ターンを切る目的での使用となります。

 リターンを重視した攻撃を仕掛けるより、絶対にジャンプA先端間合いより深く前に飛び込まないようにする強い意志で、地上でのガードと垂直ジャンプ空中ガードで守りを固めてもよいでしょう。ただ、相手のプレイスタイル次第では、やや極端ですが、ひたすらダッシュから↓+C、←+Aによる固め、ジャンプC先端間合いでの飛び込みなどで圧をかけ続けずっと李のターン、みたいな試合展開になることもあります。時には割りきってやや雑に前にでて空対空弾き狙いなどする必要があります。

 李の戦闘スタイルは、地上戦をじっくりするタイプ(筆者の観測範囲では、カプコンゲームの出身者に多いスタイル)と、突撃して〇×ゲーム押し付ける感じの超攻撃タイプの、両極端になりやすく、ぶっちゃけどっちも強いです。ただ、剣質『力』で闘う場合は、超攻撃タイプに対して守りで闘う方が、中間距離地上戦じっくりタイプよりやりやすいです。

 あと、李の打撃が素手のため、ガードキャンセル弾きできる攻撃が多いです。剣質ゲージを全てガードキャンセル弾きに回す戦略を採用しても良いです。が、徹底して守りを固めつつ細かいダメージの積み重ね合戦で勝負しても、結局火力負けを起こすと思うので、できるだけ地上連続技を入れるチャンスに剣質ゲージを消費して『発勝する神気也』を使いたいです。


『技』響で戦う場合

 剣質『技』の場合、一応、↓+Aからの連続技が存在しており、ゲージ状況次第では『発勝する神気也』を繋げられるので、李の↓+C連打キャンセルに対してガード硬直短縮せずに↓+Aで止める戦術のリターンは、剣質『力』より大きくなります。が、実戦的かどうか、微妙なところです。←+Aや立ちA始動の地上連続技でまとまったダメージをとる方を優先して、李の↓+Cの止めどころを見極めて反撃する方が、結局のところ良さそうです。

 空中戦での競り合いに負けたり、最強サマソの『炎扇翔』地対空迎撃を喰らった場合のダメージの蓄積が、試合が進むごとに効いてくるので、極端ではありますが、前ジャンプは一切しない、するならジャンプA先端間合いや『霞』からの『焔群』ギリギリ間合いでの垂直ジャンプ、くらいでも良いでしょう。

 こちらの連殺斬を↓+Bのところまでガードされると、ほぼ自動的に、『霞』回避される場合もあるので、他の多くのキャラクターを相手にしているとき以上に、連殺斬をガードされたときの止めどころには注意が必要です。

 乱舞奥義を連続技に組み込める響の場合、おそらく↓+B>『近寄りて斬る也』部分でのコマンド入力ミスで乱舞奥義が出てしまう以外で、意図して補正切りを狙うことは滅多にないでしょう。が、連続技に組み込まずに↓+Bから乱舞奥義を出しても『霞』で回避されてしまうことも、一応覚えておきましょう。

 超攻撃型の戦闘スタイルを採用してくる李よりも、中間距離地上戦の意識と守備的立ち回りの意識がある李の方が、↓+Bの反撃を活かした立ち回りを構築しやすいので闘い易いです。ただ、やはり基本性能が段違いなのは間違いないので、勝ちやすくなりますといった話ではありません。