他の格ゲープレイヤーにも月華をお勧めできる5つの理由

(元記事作成:2015年5月29日)

他の2D格ゲーをやり込んだ経験があったり、現在もそれを継続してプレイしているプレイヤー向けに、サブで気軽に遊べる格ゲーとして月華をお勧めできる理由を書きます。今回は、SNKらしいキャラや演出面の魅力などについては省き、対戦に関連する部分のみから理由を挙げます。

月華は、メインゲームのプレイ感覚への悪影響を抑えつつ、お手軽に楽しむことができるゲームです。

理由は、以下の5つです。

1.使う連続技のバリエーションが少なくても勝てる!

大きく分けて、(1)ノーゲージ連続技、(2)超奥義使用連続技、(3)潜在奥義or乱舞奥義使用連続技、の3つを覚えれば十分です。しかも、(2)や(3)は、選択したキャラクターによっては、覚える必要がありません。

重要なのは、ゲージが何本溜まっているかとか、カウンターヒット限定だとか、バーストを意識してだとか、初段の技に応じてヒット数をあえて下げようだとか、キャラクターの位置関係に応じて空中連続技の構成を変更するだとかいったことが、不要なことです。

月華を楽しむために、必死に状況別連続技を覚える必要はありません。

2.連係、セットプレイを覚えなくても勝てる!

できるに越したことはないですが、1フレームの操作誤差も許されないような連係やセットプレイは不要です。月華は、相手に攻撃をガードさせて有利をとり攻撃を継続するタイプのゲームではありませんし、移動起き上がりも標準装備しています。つまり、連係やセットプレイのバリエーションの重要度が、いわゆる近年のコンボゲー(ラッシュをかけて見えない二択を迫ったり、起き攻めループさせてハメたりするのが重要なゲーム)と比較して、圧倒的に低いです。

月華を楽しむために、一生懸命セットプレイの精度を高める必要はありません。

3.複合入力、仕込みなどの防御面の特殊操作を覚えなくても勝てる!

連続技のつなぎを容易にするためや、暴発防止などのために、コマンドの分割入力やボタン同時押しなどのテクニックそのものは月華にも存在します。しかしながら、月華は昔のゲームの割に、簡略コマンドがあったり、もともと入力猶予が甘めだったりするゲームなので、他の格ゲー経験者からすれば、連続技に関しては比較的根性入力で余裕かと思います。

ここで主張したいことは、複合グラップに代表される、防御時の仕込み関連が、特に不要だということです。ゲームによっては、仕込みができるかどうかで、防御力にかなりの開きがでると思いますが、月華ではそのようなことはありません。つまり、メインゲームと仕込み操作が違って困るとか混乱するとか、そのようなことがないといえます。

月華を楽しむために、防御時の各種仕込み操作を練習する必要はありません。

4.キャラ対策しなくても勝てる!

月華には1ボタンで相手の打撃技を返せる弾きがあります。ゲームによっては、そのゲームに慣れていなくて守備側に回ることが多いプレイヤーからすると、「ぜってーあの技だすの分かっているのに、どうしようもねーじゃねーか!クソがっ!」という状況が結構あると思います。しかしながら、月華の場合、相手が攻撃してくるかorしてこないかの単純な読みあいを制すれば、1ボタンでできる全キャラ共通の強力なシステムを使って確実にダメージを与えることができます。言い換えると、キャラ対策を練り込まなくても、対等の読み合いになりやすいゲームです。

月華を楽しむために、キャラ対策を細かく研究して最適解を探し出す必要はありません。

5.クソキャラ使えば超ガチ勢にも結構勝てる!

最近のよくバランスが練られたゲームや、こまめにアップデートするゲームと違い、月華には頭のおかしなキャラ差が存在します。ちょっとネットで調べて、比較的お手軽で超強いキャラ(例えば、斬鉄、骸、李の3キャラから1キャラ)選んで、ちょちょっと連続技と、超強い行動を覚えれば、それだけでオレツエーできることがあります。

月華を楽しむために、まずは1000回負け続けるといった苦しみを味わう必要はありません。念のために書いておきますが、4の項目と関連し、1ボタンでキャラ差関係なく戦況をひっくり返すことができるため、中堅キャラを使っても、いわゆる大物食いや格上狩りが比較的しやすいゲームになっています。

以上、連続技や連係、キャラ対などの面で覚えることが少なく、またとっさの防御時に特殊な操作が不要、さらにお手軽強キャラも用意されているため、メインゲームのプレイ感覚への悪影響を抑えつつ、お手軽に月華を楽しむことができると考えます。

ということで、月華プレイヤーの方で周囲の他ゲープレイヤーに月華を勧めたい方は、「とにかく覚えること少なくて簡単に勝てるよ!」「メインゲームにあまり影響しないからサブゲームとして良いと思うよ!」といった方向から誘ってみては如何でしょうか?