2020.6.28
JR相模線寒川駅からかつて西寒川駅に分岐する支線があった。その距離わずか約1.5キロ、一区間のみ。自分がゆっくり歩いても20分で着いてしまったから列車ならば5分くらいで着いてしまうわずかな距離だ。自分が小学生低学年の時に見た時刻表には茅ヶ崎~西寒川の直通列車がほんの数本あったと記憶しているが昭和59年3月にあっという間に廃止となってしまった。寒川駅からの支線跡は草が生い茂っているが、今は電車となった本線と分岐し相模川に向かって左にカーブしているのが分かる。寒川駅近くの踏切はかつて支線の線路が敷かれていたことを物語るスペースがそのまま残っている。
遠くに大山の姿を見ることができる。
国鉄相模線西寒川支線終着駅の西寒川駅跡。廃止する頃は簡易的なホームだけがあったようだ。元々はこの駅の先の相模川から砂利採取が目的で作られた鉄道。昔はこの駅よりも先にも線路が敷かれていたのだが詳細は不明。
駅の先にある道路を歩いていくと小川を横切る線路跡と思しきものが確認できる。
そして最後に相模川の土手に上がってみた。
線路の下に敷かれた枕木は開業時のままのものであれば今から100年くらい前に敷かれたようだ。