2016.5.13 2023.5.12
2023.5.12 2階の美幸線資料室へ。
7年前に美幸線未成区間を車で廻ったので、このジオラマはなんか感慨深い…
美幸線ホーム
2016年5月13日の金曜日、旭川から車を飛ばし、美深インターチェンジで降りたところで北海道らしい壮大な光景に思わず車を停めた。この日は快晴、前週のGW辺りにはトロッコ王国も雪が降っていた模様。
ここが自分にとっての廃線旅をスタートさせた場所。北海道に一人でやって来て廃線跡を巡る旅なんてこの時は「最初で最後...」と間違いなく思っていたはず...だった...
美深のインターチェンジを降りたところだと思う。別に列車や廃線跡が写っている写真でもなんでもない。旭川から車で二時間ぶっ飛ばしてこのインターで降りてようやく余裕が出て「うわ~、これが北海道の風景だよ...😍」と感動し撮影したんだと思う。北海道のよくある光景だろうけど。この旅から一人で乗り鉄やら廃線探訪やら放蕩する悪い遊びを覚えた...このあとは仁宇布のトロッコ王国まで一本道。そういえば旭川のホテルで出発準備してたときにトロッコ王国の方から電話が入り「何時頃に到着予定なのか?」の確認電話が入ったんだよね。「えっ、俺一人が行くのに確認の電話入るの...😅」なんてちょっと不安を覚えながら出発したことを思い出した。ここから仁宇布まで垂涎の廃線跡が残ってていくつも寄り道したよ。#2016年5月の留萌本線と美幸線興浜北線興浜南線名寄本線渚滑線跡を巡った
2023.5.12
美深駅の資料館や特急を見送ったあと7年前の美幸線探訪でスルーした東美深駅へ。車を走らせるながら「ここが廃線旅を始めたとこだなぁ。もう7年もやってきたしそろそろ廃線旅のやめどきかなぁ…」と少し感慨深くなった。現地に到着し過去の航空写真を見比べてみてもいまいちホームのあった場所が分からなかった。到着した時にちょうど農作業を終えた女性がいたから訊いてみればよかった…
辺渓駅近くに残る鉄橋跡。これが美幸線探訪で初めて目の当たりにした廃線の痕跡だったので興奮を隠せない…美深から車で国道を走りようやく美幸線の廃線の痕跡である橋梁が比較的新しく感じるのも戦後に造られたものだからと思われる。
この鉄橋の上を列車が走っていたと想像するだけでも…目の前にしてとてもじゃないけどこの上を列車が走っていたとは思えなかった...
踏切があった場所。奥に見える緑の芝の辺りに辺渓駅はあったようだ...
美幸線辺渓駅があったところ。緑の芝辺りにホームはあったようで写真を撮ったところが道道を横切る踏切があったところだと思われる。美深駅→東美深駅→辺渓駅まで約6㎞、そしてこの辺渓駅から終点、仁宇布駅まで約15㎞。半世紀前の航空写真を見てもここ辺渓駅から仁宇布周辺まではほとんど民家は見当たらない...
辺渓駅があったと思われる所を撮影してみたが緑に覆われた農作地となり痕跡は全くない。周辺には何もなく、美幸線が走っていた頃の道道もルート変更したようだ。
道道に沿って橋梁やら路盤やら…
美幸線廃線跡を巡ってるとこの辺りから仁宇布まで路盤や橋梁跡がはっきりと確認できる。(これも5月だったからとつくづく思う...)現地で撮影したときには気にも留めてなかったろうが奥の美幸線橋梁跡の手前にある謎の橋脚跡...美幸線の開通前に走ってた美深町営軌道の橋が架かっていたのだろうか...🤔
国道に並走する美幸線の路盤跡に車を停めてのぼってみた。
再び橋梁
道道近くに残る橋台跡
そして線路が現れる…
トロッコ王国の折り返し地点。
トロッコ王国美深...そこは大人のディズニーランド...
隣はえさし…
平日昼前に王国を貸し切り、
いざトロッコで美幸線の旅へ!!
残雪あれど20℃近くまで気温は上がりトロッコ飛ばすには最高な五月晴れだったな...13日の金曜日だったけど...
線路はもう少し先のところで行き止まり。昭和の頃のローカル線写真集で仁宇布駅を俯瞰する写真はあの橋から撮られたものだと分かる。あとで行ってみる。
2021年までのコタンコロ・カムイ驛(トロッコ王国起点駅舎・旧仁宇布駅。旧仁宇布駅舎とは異なる。)
宗谷本線智東駅が2006年に廃駅となり、貨車駅舎が移設された。(行ったときはもちろんそんな事実を知らない。)
中井さん…
美深駅の東にあることから付けられた...そのまんま...
農道の橋梁から仁宇布駅跡
終着駅らしからぬ島式ホーム。あくまでも列車行き違いができる途中駅だから本来は...
路盤は北見枝幸の方角へ伸びる…鉄道が通ったのは美深から仁宇布の約20㎞。ここから北見枝幸までは約60㎞、路盤はほとんどできてたのにね...先に進む🚗💨