アウン・サン・スー・チー氏の解放がどうなるのか

2010/11/13

ニュースさとう

日本経済新聞

にこの記事がありました。

軍事政権下のミャンマーで自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏の解放へ動きが急になってきた。軟禁期限とされる13日を前にした12日、同氏の自宅周辺などに支持者らが集結。旧最大野党の国民民主連盟(NLD)は解放後の受け入れ準備を進め、現地からの報道で政府内で解放手続きが進んでいるとの情報も流れた。

この軟禁(と言われるもの)が不当そのものでした。でもここまでミャンマー軍事政権は続けてきました。もうこれ以上不当なことは続けられないはずです。世界中の人がこの軍事政権の不当なことを非難してきました。

ただし、私はこのことで思うことがあります。

私の父はもう亡くなりまして何年が過ぎているでしょうか。私の長女が大学に推薦入学になったことを知って12月8日に亡くなりました。父は、昭和15年の12月8日にシンガポールに突入する日本軍の中にいました。

父はアジア解放という心情を持っており、最初の出征のときに、中国へ行きましたが、2度目にインドシナのシンゴラ上陸して、このときチャンドラボースの印度国民軍とシンガポール攻略をしたのでした。そしてチャンドラボースとともに、インドまで行くつもりでいました。この父が泰緬鉄道(タイ=ビルマ間の鉄道)建設には誇りを持っていました。それで、私もスー・チーの父親には、いろんな思いを持っています。そしてその娘の彼女にも、はっきり言っていい思いは持っていません。

でもそれでも、きょう彼女が解放される姿を映像で見たいものです。

source:

スー・チー氏、解放巡り動き急に ミャンマー