もう三島が自決して40年が経過したのか

2010/11/11

ニュースさとう

YOMIURI ONLINE(読売新聞)

にこの記事がありました。

三島由紀夫(1925~70年)が東京・自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決して、今月25日で40年。『中央公論特別編集 三島由紀夫と戦後』(中央公論新社)は、今日の三島論、「戦後」の節目ごとに三島が書いた文章、吉本隆明、江藤淳ら同時代の論評などで構成、時代の変化の中で三島像をとらえる。三島と親しかった石原慎太郎インタビューと全集未収録の三島×石原対談も3本収録。振り返って石原はいう。〈結局、あの人は全部バーチャル、虚構だったね。最後の自殺劇だって、政治行動じゃないしバーチャルだよ。(中略)それでも、やっぱり僕にとっては、三島さんは懐かしい〉

私もこれを買って読まなくちゃという思いです。この慎太郎さんの言う気持は嬉しいです。でもあの三島さんの行動は政治行動でした。みんなそう思いたくないだろうけれど、三島さんには、あれが政治だったのです。すごく悲しく嫌なのですが。

私たちは、あの事件のすぐあと、三島追悼のデモを浦和市内でやりました。黒ヘルかぶってお線香を手に持ったデモでした。県警は出てきたけれど、機動隊ではなかったな。県警が絶えず、無線で誰々がデモ隊に参加しているというような連絡を取っていたものでした。もうあれから40年なのですね。三島さんの霊に合掌します。

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いま迫る 三島由紀夫の本質