東京電力幹部って・・・おバカ

投稿日: 2011/02/11 15:05:05

「計画停電」につき、東京電力は馬鹿をさらけだした。また、幹部社員、社長、会長はその無能を天下に知らしめた。

何が「計画停電」だ。ちっとも「計画」的ではない。ネットの一部で「ヤシマ作戦」と呼ばれる節電の努力をしている国民をいたずらに混乱させ、鉄道機関の運行を混迷させて国民を苦しめ、災害対策の足を引っ張っている。

やると決め、口にした事はやれ。毎日3時間の停電が続いても耐えて見せようではないか。耐えられないのは無能と優柔不断による迷走に振り回されることだ。

東電は、この災害に対処できる能力を持った社員がもしいるなら、その人たちで事にあたるべきだ。経営トップ、広報はひっこんでいた方がいい。早いところ荷物をまとめ、更迭され、後ろ指をさされて生きる準備でもすべきだ。

各国のメディアは、東北・関東大地震が引き起こした原子力発電所事故の成り行きを厳しい目で注視している。英テレグラフ紙(1:09PM GMT 14 Mar 2011)は「Japan nuclear plant: meltdown fears after second explosion」(日本の核施設:2度目の爆発でメルトダウン危機)とやっているし、米ニューヨークタイムズ(14日)は「New Perils at Stricken Reactors;Japan Rescuers Face Vast Devastation」(原発新たな危機:救援、被害拡大に直面)という記事を組んでいる。

それでも、各国が救助隊を派遣してくれることに感謝し、応えるべきだろう。原子力発電事故に取り組む東京電力の責任は重い。

一方で原子力発電事故に取り組み、一方でそれ以外の発電所の災害対策に取り組み、しかも、当面の電力供給を続けていかなければならないのだから、高い能力と精神力を必要とする。

国民が理解しているにも関わらず、部分停電のスケジューリングとその広報、そして、実行すらできないのでは話にならない。

ここに至っては責任追及は免れない。邪魔にならないよう身を引いて、腹を切るほぞだけ固めればいいのだ。昨日から「復興の英雄」の妄想にとりつかれたかもしれないが、何を言っているのか、言いたいのかわからない管直人も同じだ。

政府も民主党だけで手柄をあせらないで、各党の人材を入れた超党派の対策本部で事に当たるべきだ。それが出来るなら、少しは評価を高くしてもいいのだが・・・