ニュース一週間

Spider on

今回は、先週の記事をちゃんとひろっていなかったのでふたつほど目についた記事を紹介します。

ひとつは猫が新型インフルに感染したという報告、それに、イタリアで米情報機関CIA職員が有罪になったという記事です。

アメリカのニュース・サイト「ニューザー」で、デモイン・レジスター紙の記事を紹介していたのだが、アメリカで猫の新型インフル感染が出たようだ。

ウイルスが動物と人間を行ったり来たりしたら、感染拡大は阻止しようがない。

人間でさえワクチンが足りないと言っているのに、ペットの分まで手が回らないだろうし、家畜はどうなるのか?

これから冬に向かって、事態は深刻だ。

人間の対策としては、ペットに触ったら、手を洗ってくださいとの事。

ロワで猫、豚フル感染

(米ニューザー 2009/11/4)

ロワの猫H1N1インフルエンザ感染

(米デモインレジスター紙 2009/11/4)

2003年にイタリアでエジプト人を誘拐したCIA局員に有罪判決が出た。

誘拐が行われたのは、アメリカの情報機関が世界各地でイスラム教徒を誘拐し、中東や東欧の刑務所を下請けにして送り込んでいた頃だ。送り込まれた先の収容所や刑務所では、拷問による尋問が行われていた。

拷問はアメリカの法律に触れるため、依託しているのだと言われたが、結局、キューバのグアンタナモ基地の収容所で、直接拷問をやっていた。

あの頃のアメリカはひどく病的だった。

アルカイダの病理がアメリカに感染し、まだ治癒していない。

しかし、職務で誘拐をやり、有罪というのは死して屍拾う者なしだ。命令した者の責任も大きいはずだが、追求されずに終わるのだろうか。

イタリア、誘拐のCIA局員に有罪

(米ニューザー 2009/11/4)