中国客は日本旅行で買物を目的としている

2010/10/15

ニュースさとう

日経新聞

にこの記事がありました。

ある素材メーカーの幹部が、最近、大口顧客の経営者の日本旅行に同行したときの話。連れていったのは自ら企業を立ち上げた創業経営者で相当のお金持ちだが、意外なことに高級ホテルには泊まりたがらず、東京・上野のビジネスホテルのようなところで満足しているという。

気を利かせて、奈良や京都の歴史遺産の見学を日程に入れても、こちらもあまり興味がない。平安神宮などクルマの中からちらりと眺めただけで「もう見たからいい」といって、帰りたがる。

それに対して、最大、最高の執着を示すのが買い物だ。よく言われるように日本製炊飯器(しかも1台3万~5万円の高級機種)の人気は高く、この中国人は 20個買って帰ったという。大阪の家電量販店でお目当ての機種を買い込んだが、店にあるだけの在庫を集めても14個しかない。かなり焦った様子だったが、翌日帰りの飛行機に乗り込む関西国際空港の家電ショップで残る6個を手に入れ、大喜びしていたという。

もうこれはよく分かる気がします。私のよく行く千駄木の飲食店でも、欧米人が多く、アジア人では、韓国人、シンガポール、アメリカの日系人が多く、中国人は皆無です。店の中で話されるのは、英語、スペイン語であり、東欧の言葉も多いです。先日はフランス語が飛び交っていました。だが秋葉原は違います。もうどこでも中国語がうるさいほど聞こえてきます。

私がたしか6年前に日曜日の午前中、秋葉原の裏手のほうの店に入ったところ、すぐにバスが7台くらいが店の前にとまり、店の中は通訳も何人もいて、中国語がとびかいます。私も顔はアジア人ですから、間違えたのか、通訳が話しかけてきて、「なんだ日本人か」ともう相手にされませんでした。私は500円くらいのパーツを必死に買うのに、中国人客は万札を抱えていっぱい買っていました。

もう実に中国人には、この日本は実にいい買物の場だと思いますね。

source:

日本を変える中国人の買い物パワー