サルトルの愛した女、ボーヴォワール

歴史さとう

サルトルは、1905年6月21日~1980年4月15日の生涯でした。私は『存在と無』を読んでも、少しも面白くなかった。内容が少しも判らなかった思いしかありません。ただ『トロイヤの女たち』はいつも読んでいたものでした。

そのサルトルの妻であったボーヴォワールは、「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」とある『第二の性』は私には少しも面白くない本でした。どれも大学生のときに読んでいたのですね。彼女は、1908年1月9日~1986年4月14日の生涯でした。

サルトルが実存主義からマルクス主義へ行き、そして何故か政治的にはソ連擁護になると(ただし、そののち反スターリン主義になり、ついでにその後は毛沢東主義になります)という馬鹿げた転換をしてしまい、もうただ呆れているばかりでした。

でもこのボーヴォワールを愛したことだけは良かったのではなかったかな。

ただ私の孫のポニョを見ていると、もう最初から女の子として自由自在に生きていますね。