jeARn第7回全国大会@Chiba
< 期 日 > 平成29年11月4日(土)
< 会 場 > 神田外語大学 幕張キャンパス
<大会テーマ> 『新学習指導要領をふまえた英語授業改善』
【大会宣言】
私はこれまで新学習指導要領に不安と戸惑いを感じていました。しかし、基調講演や分科会の発表などを聞いて、今回の改訂は、「コミュニケーション能力を一層伸ばそう」とするものだとわかりました。私たちは、その目標実現のため、「学習者の意欲を大切にすること」、また、「教師が児童、生徒の現在と未来に責任を持つこと」を肝に銘じ、彼らが「分かり、楽しみ、参加できる」授業を工夫し、彼らの将来に貢献して参ります。
言うまでもなく、新学習指導要領は教師の努力だけで実現できるものではありません。前提には、学校での働き方改革や環境作りが強く求められます。私たちは声を大にして、文部科学省や都道府県および市町村教育委員会に次のことを望みます。まず、教師に教材研究の時間を確保してください。今、教師は子どもたちと触れ合う時間さえ十分ではないのです。次に、学校現場に、授業時間中に教科会を開くことができる人的なゆとりを確保してください。今、学校では、教師同士が協働して授業改善に取り組むための同僚意識さえ消えようとしています。さらには、各地で開催される教員研修が、現場が求めるように、教師が生き生きと児童・生徒に向き合う勇気を持つことができる機会になるよう切に希望します。
ガンジーは言っています。「もし、この世界に変化を起こしたいと願うなら、あなた自身が変わることが最初の一歩だ」と。私たちは、この言葉を胸に、子どもたちの未来に責任を持つ教師として、まずは、自分を成長させて参ります。
これらの思いを皆さんと共有し、来年度の再会を願いつつ、千葉大会の大会宣言といたします。
ありがとうございました。 平成29年11月4日
【参加者の感想】
<基調講演について>
○ 鶴岡での実践を紹介していただき、その取組が新学習指導要領とどう関連するか講演していただき、新たな気づきがたくさんあった。その背景にある理論をセットでうかがうことができてよかった。
○ 充実した内容だった。鶴岡モデルは新学習指導要領の方向性に合致していることがわかった。また、鶴岡モデルのスペックは他の地域でも取り入れることができるモデルだということもわかった。
○ 生徒の育った環境を生かした英語教育。この発想はすぐにでも生かしたい。
○ 自校が取り組んでいることがこれでよいのか、また、今後、どのように進めていけばよいのかを考える有意義な時間になった。先進的な実践を紹介していただき参考になった。
○ 新学習指導要領のとらえ方が納得できる形でうかがえてよかったです。
○ 大きな流れの中でも、英語教育の何が大切かを教えていただいた。
○ 先生のお話の中で、賛同すること、思わず頷いてしまったことなどをいくつか挙げますと・・・
・「教えるべき内容」よりも、生徒に興味・関心を引きつけるような内容でのinputを。
・教室の人間関係やムード作りを大切にする。
・小学生の段階から「自律的学習者」の育成を目指す。
・(鶴岡の小学生の様子から)「分からなくても対応できる力」を育てる。
・権威主義的な指導法の押しつけに服従するのではなく、教師がプライドを持って授業を作っていくべき。
・4技能のうち、Listeningが重要で、それができないとspeakingもwritingもできない。 等々・・・
○ いずれも私がこれから問題意識を持って取り組もうとしていることを後押ししてくださるような内容でした。「進もうとしている道は間違っていない!」と確信させてくださるようなお話だったと思っております。
○ 山形県鶴岡市の取組は大変勉強になり、本日一番の収穫となりました。渡邉指導主事をはじめ、高校の先生のとても魅力的なお話でした。
○ 基調講演では、鶴岡での実践と新学習指導要領の内容が、方向性について一緒であることや、外国語における「学びの3本の柱」を分かりやすく説明いただいたことが印象的でした。
○ これまでの考え方の延長線上に新学習指導要領の考え方をのせていくことができると感じた。鶴岡の実践の発表もあり、非常に納得のいく内容でした。
○ 鶴岡での実践と新学習指導要領の内容と結びつけてお話しいただき、大変心強く思った。
○ 鶴岡の取組をあらためて価値づけていただき、ありがとうございました。理念を共有する柱をくださった佐野先生にあらためて感謝申し上げます。
○ 山形県の取組、素晴らしく思った。小中の英語のやりとりがやや不足ではと心配されていたことを思うと、めざましい進歩をしたのだと感じられた。
○ 今回は基調講演で鶴岡の研究を取り上げていただき、改めて研究を見直すことができました。私の役割は、枠組みや手続きの部分が多く、やっていることが本当に実践に結びつき、先生や子供たちのためになっているのか、不安になることも多いのですが、少しほっとしたところもあります。
○ 現在、把握し切れていない学校の状況もあるので、今後もこのプロジェクトをしっかり見届けたいと思います。
○ 市全体で、すべての校種で取り組んでおられて素晴らしいと思った。ただ、上からの圧力がなくなると残念ながら勝手なことをし始めてしまう、そんなことにならないよう、ぜひ、皆さん、がんばってください。
○ 新学習指導要領を踏まえてどういうところに気をつけて授業を行えばいいのか理解できた。
○ 新指導要領で内容が大きく変わっても、これまで自分が持っていた基本的な言語習得の考え方や指導してきたこととの方向性は変わらないのだということがわかり、私だけでなく、受講した先生方も勇気づけられたと思います。
○ 貴重な機会をいただきありがとうございました。先生のお力をお借りしながら、私なりに本市の取り組みを振り返る大変いい機会でした。今、市内の小学校を巡りながら外国語教育をどう進めるかを相談しています。今回の学びが各学校の参考になると思います。
○ 様々なレベルの学校の取組を学べました。
○ 責任を持っているということを自覚して、これからも勉強していきます。
○ まさにcomprehensiveでinterestingな講演で、素晴らしい学びの時間となった。このような大会に参加させていただけて本当にうれしい限りです。
○ 使命感を新たにしてくださるご講義、ご発表だった。
○ 佐野先生の英語教育にかける情熱は不滅です。7年間ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。
○ 佐野先生の人間愛あふれる講演に心が熱くなりました。佐野先生、今後のご活躍を楽しみにしています。いつまでもお元気で。
○ 佐野先生のお話には、いつもパワーと温かい励ましのお言葉をいただき、感謝いたします。今後も毎年お会いできることを楽しみにしています。
○ 佐野先生のお話と鶴岡市のケースが面白かった。
○ 佐野先生のお話はとてもわかりやすく、元気が出ます!
○ 佐野先生にはこれからもご活躍いただきたいと思います。
○ 毎回新しいことを話してくださりありがたいです。
○ 先生の講演もいつものことながら「流石」と思い聞き入っておりました。また、指導法の押し付けについても話してくださいまして本当にありがとうございました。心強かったです。
○ 山形の開催以来、なかなか参加できずにいましたが、今回も、参加者の共通点「みんな佐野先生が大好き」というのを感じました。そのことでつながれるって、すてきです。もちろん、佐野先生の教えに共感し、尊敬している、ということです。
○ お世辞抜きに、佐野先生は「日本一のメンター」です!山形県内の実情を熟知され、先生方に寄り添い、時には厳しく、時には優しく励ましていただける佐野先生のお導きがあってこその鶴岡モデルや県内授業改善事業の成功です。大学を卒業した後でも、このような機会に巡り合うことができたこと、本当に幸せだと感じております。
○ 渾身の講義、感動をありがとうございました。幕張まで行ったかいがありました!
○ 慌ただしい中での参加で失礼しましたが、先生の最後の基調講演を拝聴できて良かったです。思わぬ感動的なシーンにも遭遇して、いろいろな意味で貴重な体験でした。
○ 指導主事の研修については、ニーズが高いと思います。
○ 教師によるmoodづくり、「発話・発問」ができていないので、力を入れていきたいと思った。
<分科会>
○ 分科会では、主に小学校の分科会に出席しました。理由は、今年度から3年間、センターで「小学校英語教育に係る学校ニーズへの対応」という研究を行うことになり、私もその一員となったからです。完成年度にはパンフレットを各学校に配布することになったので、小学校の先生方に、校内研修会や授業場面で活用していただけるものにしたいと考えています。
○ 音声や児童の意欲について考え直す場と具体的事例をいただけてありがたかったです。
○ 千葉からも先生方からの発表の場を頂き、本当にありがとうございました。お二人とも、激務の中で準備が大変だったようですが、このような会に参加できたことを日々淡々と流れてしまう時間にストップをかけることができたと喜んでおいででした。また、事前に原稿を見て頂きまして本当にありがとうございました。
○ 分科会も中学校の方に参加したのですが、どの発表も充実しており、早速名刺を渡して資料を送ってもらいました。
○ 生徒の思いやNeedsをデータにし、それにダイレクトに授業で応えていくことが本当に生徒を変えることができると実感できた。生徒のモチベーションの上げ方に関して、すごくイメージがわいた。
○ アクション・リサーチの実践について、はじめて発表した。座長の村越先生からもアクション・リサーチのデータ(before/after)、分析方法等、大変丁寧にご指導いただいた。ありがとうございました。
○ 高校の公私立、生徒の英語力レベルについて、多様な状況での取組を拝聴できた。
○ 進学校だけではなく、そうでない発表もあり、とても勉強になった。
○ 学校連携部会に参加しました。山形県鶴岡市の取組に大変参考になることが多かった。
○ 小中高連携について具体的な意見交換ができて有意義だった。
○ 校種別の指導の重点が見えてきました。
○ 連携教育や中1ギャップ解消の取組など、とても参考になった。
○ 各校種でコアとなるカリキュラムを知ることで校種間の連携がスムーズになると思っている。
○ 型にはまったものではなく、深い話し合いをすることができた。ARの会のよさを実感した。
○ 少人数で部門ごとに分かれて講演・議論ができて、より細やかな質問等ができ、充実していた。
○ 少人数、アットホームな中で具体的な取組、実践例をお話ししてくださりありがとうございました。大変力づけられました。
○ 学校によって違う様子がわかり、実践もそれに応じて皆さん工夫されており、勉強になりました。
○ VTRを取り入れながら、臨場感のある実践発表はよかった。
○ 他の先生方の実践を聴くことは今後の参考になります。
○ 皆さん頑張っていますね。仲間がいるんだなとうれしくなりました。
○ 発表者の先生方のエネルギーが伝わってきた。
○ 日本各地で熱心に取り組まれておられる先生方の発表を聴くことができ、明日より研究により力を入れようと思った。
○ 全国の先生方がすでに新学習指導要領を踏まえた授業を実践されていることがわかり、刺激になった。
● 小中高部会も大会テーマにもっとつながっていると深まるように思いました。
● もう少し参加者がいてもよかったと思う。分科会の分け方をもう少し大きくしてもよいとも思う。
● 発表内容については、先生方の取組で、生徒がどのように変容したかをもう少し詳しく知りたいと思いました。
● 3つの提案があったので、思ったより時間がなかったと思った。
● writingの発表が聴きたい。
<ワークショップについて>
○ ワークショップでも小学校部会に参加しました。学校現場の先生方の悩み(行政との関わり等)を聞くことができ、大変参考になりました。
○ 一番充実していた。金森先生のお話をもっとうかがいたかった。
○ 金森先生のお話は、英語教育の目的(必要性)を見失わないように、というメッセージを感じた。ワークショップとしても面白かった。
○ 高橋先生の講話は、TETEの具体例が模擬授業として提供され、大変参考になった。
○ 示唆に富むものだった。高橋先生のアイディアを授業に取り入れます。特に、今後中学校の負担が重くなると思います。このようなネットワークを通じて学びを継続していきたいと切に感じました。
○ 新しい学習指導要領についてたくさんの情報をいただき、中学校英語は大変な局面に立たされていると実感しました。本校の英語教員とじっくり話したいと思った。ワークショップも楽しかった。
○ 午後の山形中央高校の実践を踏まえた佐野先生の講義は「なるほど」の連続でした。教科書を教えようとしがちですが、教師自身が教材の背景を深く学んで分析をすることによって、自ずと教科書本文を深く読もうとするようになるのだと実感しました。中学校では訳読しがちで、教科書本文の主体的な読みにいかに引き込ませるかが課題です。
○ 教材研究をこうしていこう!という道筋を教えていただいた。
○ 日頃なかなか話を伺う機会のない小・中のお話をうかがうことができてよかった。ようやく出口の大学入試が変わろうとしている今こそ英語教育変革のチャンスであるので、この好機を最大限に生かせるよう、一教師としてがんばりたいと決意を新たにしました。
○ 佐野先生の全くお変わりのないお姿、お話に感動いたしました。午後最後のシンポジウムのみの参加で申し訳ありませんでしたが、短い時間でも参加できて本当によかったです。佐野先生、本当にお疲れ様でした。そして、生涯現役でますますお元気でご活躍いただきますよう、心よりお祈りしております。またお目にかかれる日を楽しみに心待ちにしております。
○ 佐野先生、金森先生、高橋先生の講話、ワークショップが実践的で大変参考になりました。
○ 日々の授業で“思考”させる工夫をしていきたいと思った。覚えさせてしまっているところもあるので、授業改善に生かすことができそうである。
○ 小中高の授業を、テキストを用いたワークショップ形式でうかがえてわかりやすかったです。
○ 本当によい時間でした。目指す子どもの姿を明確にし、教材をしっかり研究することの大切さを再確認した。
○ 研究者の方々からいろいろな視点で新しいアイディアをいただけて、自分の視野が広がった気がする。自分自身のモチベーションがとてもあがった。
○ 小~高の今、これからが聞けてよかったです。
○ 大切なことをremindしていただいたと思った。
○ 小・中・高のつながりの重要性を認識できた。また、それぞれの過程における課題も見えてきた。
○ 発表者の方と話ができ、とてもよかった。今後の教え方に方向性ができた。
○ 学校の先生方の実践が県や国の目指す方向性と同じだと安心感があること、(過程は異なっても目指す姿は一緒であること)また、教育委員会と学校との連携が大切であることを改めて感じることができました。
○ 3本の柱に沿ったお話、とても勉強になりました。
○ 今後の指導・助言に生かせる内容であり、大変有意義なものだった。
○ 小中高それぞれの考え方が具体的な例とともに説明され、つながりをもって考えることができた。とても楽しく納得のいくものだった。
● 3人の先生方の対談にするとか、参加者がもっと参加できる形もよかったと思います。
● 情報が盛りだくさんで、頭の中を整理しなければならないと感じた。
<運営について>
○ 時間配分がテンポよく、飽きなかった。
○ 丁寧な案内と、心温まる演出ですごくよかった。
○ 準備から大変だったと思います。お疲れ様でした。
○ 神田外語大学のみなさんの協力に感謝します。
○ 大変スムーズだった。ボランティア学生の仕事ぶり、感動しました。ありがとうございました。
○ 学生さんたちが大変よく働いてくれていて、素晴らしい対応だった。
○ 案内の学生さんたちが笑顔で働いてくださっていた。
○ 案内・誘導も丁寧で学生さんに好感が持てた。
○ とてもスムーズで、対応もさわやかで、気持ちよく学習することができた。
○ 丁寧な対応をしていただきありがとうございました。
○ 当日の飛び入り参加にも快く対応していただき、感謝しています。
○ 特に困ったことがなく、スムーズだった。これまでの準備、お疲れ様でした。
○ 行き届いていました。
○ 非常にきめ細やかで安心して臨むことができた。大変お疲れ様でした。
○ テキパキと対応していただいた。
○ 事前の準備、連絡、当日の運営、素晴らしかったです。
○ とてもよい施設を提供してくださり、ありがとうございます。KUIS8を見学できなかったのが残念です。
○ 会場もすごくよくて、学びの多い一日となった。
○ 会場がとてもよく整備されていた。
● 知りたいことが知れずとても残念。日程や食事場所がわからずとまどった。勝手を言って申し訳ございません。
<全体を通して>
○ 佐野先生の「基調講演」から最後のワークショップまで「小中高」の連携、学びのつながりが軸として貫かれており、とてもよかったと思います。また、最後のワークショップやソフトドリンクでの懇親会で、参加者同士が情報交換できたのは、とても有意義でした。やはり、聞きっぱなしではなく、お互いの気づきを確認し合う時間が、さらなる気づきを触発すると感じました。佐野先生のおっしゃられる Think、pair、share の効果を実感しました。研修会も双方向の形式が、学びが深まりますね。
○ 大会中に何よりも驚いたのは、佐野先生の「すごいおじいさん」力が増していることでした。佐野先生がお話をすると、その空間はいつも「O.K feeling」で溢れます。「話してもいいんだ」「間違ってもいいんだ」という安心感が生まれます。少しでも、その空間作りに近づけたらと思ったところです。いつまでも佐野先生に頼るわけにはいかないと思いますが、これからも「私たちの佐野先生」でいてください。
○ 今学期、教職実践演習という科目の一部を担当しております。私の担当回では、今回の先生のご講義も踏まえて、アクション・リサーチについて4年生に話をしようと思っております。
○ 佐野先生から湧き出てくる英語を教えることを楽しむ「ワクワク感」が皆を引き付けるのだと思います。山形で先生から教えていただいた人たちの多くは学校の管理職なり指導主事になっており、直接授業にかかわることができなくなっていますが、佐野先生がおっしゃる通り、それはそれで「どう若い先生方に授業改善の手法を伝えていくか」という視点を変えれば、私たちでもまだまだ取り組んでいくことができるのだろうと思いました。このあたりにつきましても、ぜひご指導いただければ幸いです。
○ 感動のフィナーレで終わらず、最後まで戦い続ける宣言をしていただいたこと、とても嬉しく思います。
○ 西南女学院大学の横溝先生には英語教育のみならず、外国人支援についてもご指導をいただけることになりました。先生のおかげでまさに「ネットワーク」が広がりました。うれしい限りです。本当にありがとうございました。
○ 小学校外国語教育は大きな盛り上がりを見せており、大学院での個人研究もさることながら、それ以前から関わらせていただいているグループでの研究も活気づいてきており、本当に充実した日々を過ごしております。お陰様で、色々なところからお声をかけていただき、発表や研修の講師を務めさせていただいたりもしています。先生の教え子の1人として、「佐野ブランド」の品位を落とさぬよう、驕らず、弛まず、精進していきたいと思います。
○ 学校現場のリアルな声を聴くことができた。客観的に自分についても考えることができる有意義な会でした。
○ レベルの高い内容でした。
○ 非常に内容の濃いすばらしいイベントだった。毎年状況が許す限り参加したい。
○ 千葉に住んでいるので近くてよかった。
○ 遠くから来た甲斐があった。
○ 遠いため、毎回参加するのが難しい面もありますが、来させていただいた甲斐がある素晴らしい大会でした。
○ 参加させてもらうたびに新しい学び、気づき、情報があり、大変勉強になります。
○ 他の研究会や学会でのすばらしい実践を見聞きするのも勉強にはなるが、各先生の各々の状況での取組を知ることの方が、こちらが学べる部分が大きいと思った。
○ 内容の濃いプログラムでした。他の分科会に参加できなかったことが残念です。
● 分科会単位の参加者が少なかったのが少し残念。発表者も多くのフィードバックがほしいところだと思う。
<jeARnの活動について>
○ 佐野先生がご勇退され新たな布陣になりますが、研究会の火が消えないよう、お手伝いをさせていただきたいと思っています。
○ もっともっとアクション・リサーチに関する知識や経験を増やしていきたいと強く思った。
○ アクション・リサーチについては、まだ勉強不足なのでこれからさらに深めていきたいと思った。
○ 今後とも幅広い活動につながるように期待します。
● 「英語教育」のテーマはとても広いと思います。だからこそ、小・中・高・大だけの参加者だけではなく、異業種で英語に接する機会がある方々の意見を交えて当大会を行うことができればより有意義でクリエイティブな会になるのではと思った。
● アクション・リサーチの実践例、参考文献やワークショップ実施についての情報はどこで入手できますか?
● 若返り、必要ですね。
● 大学の先生方が教職課程の中でさらにARを推奨、指導していただきたいと思った。
● 熱心な先生方を支援する体制が教育委員会や文科省があるような形で発展することをお祈りしています。
● コアカリ(研修)にARが明記されたことをもっとPRした方がよいと思った。
<事務局から>
○ 基調講演、分科会、ワークショップと、テーマに沿って「新学習指導要領の理解」をベースとしながら、「校種を超えて英語教育の進むべき道筋」「生徒を主体とした学びの在り方」などの筋が通ることにより、参加者にも発表者にも満足度の高い大会となった。
○ 大会宣言を出すことができたことも、jeARnのアイデンティティを示す上でよかった。
○ 運営面では、神田外語大学のスタッフによる全面的なサポートがあり、当日も含めてホスピタリティあふれたものとなった。
○ アクション・リサーチのグループのない地域で開催する初めての大会となったが、アクション・リサーチの種を蒔き、広げていくという意味でも、貴重な機会となった。
● 事務局としては、大会準備の過程で十分なサポートができなかったと反省をしている。
・ 広報や大会の周知が十分ではなかった。
・ 発表者とスーパーバイザーとの事前にやりとりへの支援が十分ではなかった。
⇒ 今後の運営に向けては、役割分担を含めて、明確な指示を出していく必要がある。
● 本会の継続・発展のための「若返り」の必要性と同時に、アクション・リサーチをしっかりと根付かせていくための「メンターの育成」も急務である。全国大会を「アクション・リサーチの実践の発表の場」としてだけではなく、「指導主事がメンターとしてアクション・リサーチを普及していくための研修の場」とすることも見すえていく必要がある。