刊行物一覧(機関誌)
物語研究 第4号
物語研究 第4号
発行:2004年3月31日
編集委員:神田龍身・中村成里・松田行子・中丸貴史
発行所:物語研究会
事務局:藤井貞和
代表:佐藤信一
印刷所:株式会社ユリクリエイト
定価:1000円
【自由論文】
伊藤禎子「源正頼の造型から見る『うつほ物語』」
鈴木温子「『うつほ物語』の「親」と『孝経』『礼記』」
石阪晶子「「群れ」の揺曳―紫式部日記における複数表現―」
助川幸逸郎「匂宮の社会的地位と語りの戦略―〈朱雀王統〉と薫・その1―」
高橋汐子「「つれづれ」の女君―浮舟物語における「つれづれ」考―」
木村朗子「恋する物語のホモセクシュアリティ―『石清水物語』における性の配置」
勝亦志織「『いはでしのぶ』試論―「しのぶ」ことの多義性から」
秋本宏徳「『水鏡』試論―藤原百川をめぐって―」
近藤ひなこ「横浜本『源氏小鏡』翻刻断章―澪標~玉鬘―」
川勝麻里「舟橋聖一の『源氏物語』現代語訳―性の肯定による、人間性、「罪」、「利己主義」の追究」
【物語時評】
三谷邦明「『とりかへばや』の文学史的位置づけ―マニエリスムあるいは〈もののまぎれ〉論余滴―」
石井正己「物語研究と柳田国男」
藤田真理「「絶滅」という言説」
足立繭子「ものがたり時評「雑感―それはsameoldstory(ろまんちっくなはなし)でしょうか?」」
石阪晶子「迷いに揺れる「母」の肖像―『物語研究第三号』論―」
執筆者紹介・編集者紹介
編集後記
原稿募集規定・査読規定
英文目次