2010年度(平成22

年間テーマ「〈見えないこと〉の物語学」

【4月例会】通算第332回(4月17日 日本大学)

[自由発表]

 塩見優「『源氏物語』の八宮の死―大君の視点から」

[テーマ発表]

 助川幸逸郎「「外部」と「他者」~「ポストモダン思想」と「モノケンの80年代」~」

【5月例会】通算第333回(5月15日 学習院大学)

[テーマ発表]

 千野裕子「『狭衣物語』を動かす女房と〈見えないこと〉―女二宮・一品宮の女房を中心に―」

 斉藤昭子「生成する紫の上と紫の上幻想―〈見えない〉ものと〈しての〉紫の上」)紫の上」

【6月例会】通算第334回(6月19日 立教大学)

[自由発表]

 北川真理「『源氏物語』の「おぼゆ」の文末について」

[テーマ発表]

 井上眞弓「『狭衣物語』の描かれた空間―見えない風をとらえる―」

【7月例会】通算第335回(7月17日 フェリス女学院大学)

[自由発表]

 河添房江「『竹取物語』『うつほ物語』における「遣唐使」の記憶」

[テーマ発表]

 橋本ゆかり「平野啓一郎『ドーン』における〈見えないこと〉と〈記憶〉」

【第39回大会】(8月19日~21日 静岡県三島市 日本大学三島校舎)

[シンポジウム]「映画・演劇・文学を横断する〈見えないこと〉の物語学」

 楠秀樹「シンボルに作用する力、シンボルという力―社会学的な哲学と芸術への観点とは―」

 田代真「映画テクストにおける見えないこと」

 勝亦志織「〈見えない〉ヒロイン今上帝女一の宮の可視化が物語るもの

   ~宝塚歌劇源氏物語千年紀頌『夢の浮橋』をめぐって~」

 司会:鈴木泰恵

 コメンテーター:高木信・三村友希

[自由発表]

 櫻井清華「他者の欲望を繰る女―宇治の中君の戦術」

 東原伸明「『遠野物語』の〈語り〉と〈言説〉―吉本隆明の分析を起点として―」

 三田村雅子「うつほ物語の「見る」「見ない」」

【9月例会】通算第336回(9月18日 相模女子大学)

[自由発表]

 縄手聖子「鹿角の蛇―神話的イメージの継承と創造」

[テーマ発表]

 佐藤瞳「『源氏物語』「野分」巻の垣間見と「藤袴」巻の恋」

【11月例会】通算第337回(11月20日 明星大学)

[自由発表]

 新田紗穂子「宇治十帖における匂宮」

[テーマ発表]

 坂口昭一・上原作和「佐渡の大島本『源氏物語』のことなど」

【12月例会】通算第338回(12月18日 日本大学)

[自由発表]

 長谷川政春「『源氏の物語』ということ」

[合評会]勝亦志織[著]『物語の「皇女」―もうひとつの王朝物語史』

 評者:阿部好臣・馬場淳子

【1月例会】通算第339回(1月22日上智大学)

[合評会]『物語研究』第10号

 評者:吉田司雄・松岡智之・中丸貴史・斉藤昭子・笹生美貴子・布村浩一

【3月例会】東日本大震災の影響のため中止

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