2004年度(平成16)
年間テーマ「子」
【4月例会】通算第278回(4月17日 白百合女子大学)
[自由発表]
内藤まりこ「姿の構想力―和歌と作庭との思考圏―」
西本香子「〈帝王〉表出の時空―『うつほ物語』「吹上」上下巻、「内侍のかみ」巻―」
【5月例会】通算第279回(5月15日 日本大学)
[自由発表]
笹生美貴子「仮名文学における夢主の設定―子出生に関する「夢」を見る者達―」
[テーマ発表]
木村朗子「『曾我物語』における〈子〉の背理―土地の名をめぐって」
【6月例会】通算第280回(6月19日 横浜市立大学)
[自由発表]
越野優子「伝国冬本の「ひかるきみ」―桐壺巻を中心に」
秋貞淑「『源氏物語』の六条院―〈持続〉と〈始原〉からなる時空間―」
【7月例会】通算第281回(7月17日 立教大学)
[テーマ発表]
橋本ゆかり「物語文学と「子」の現在(いま)を問う」
助川幸逸郎「物語文学史における「成熟の喪失」―主人公像の変遷をめぐって―」
【第33回大会】(8月23~25日 大阪厚生年金会館ウェルシティ大阪)
[シンポジウム]「子」
米村みゆき「アニメーション・メディアと子供についての想像力―「アトム誕生の巻」を中心に―」
葛綿正一「源氏物語における子供の位置―手紙をめぐって」
石阪晶子「浮舟の場所―源氏物語・宇治十帖における帰心―」
司会:橋本ゆかり・西本香子
コメンテーター:安藤徹・高木信
[自由発表]
久保田孝夫「『土佐日記』の「澪標」・「難波」・「河尻」」
深澤徹「自己言及の射程―『愚管抄』における二人称叙述をめぐって―」
山下太郎「紫式部日記の全体構成―列叙と結束―」
【9月例会】通算第282回(9月18日 学習院大学)
[自由発表]
内藤愛理「『源氏物語』の呼称「女」―浮舟を中心に―」
[テーマ発表]
勝亦志織「平安後期物語における親子の諸相―『狭衣物語』を中心にして―」
【11月例会】通算第283回(11月20日 青山学院大学)
[ミニシンポジウム]「〈身体〉とナラトロジー」
助川幸逸郎「記憶・身体・表象―「〈身体〉とナラトロジー」を討議するための覚え書―」
浅井英樹「ゲーテと身体―晩年の二作品にみられる「人造人間」の主題を手がかりに―」
内田順子「祭祀歌謡の伝承における身体を通した自己―他者関係」
飯田祐子「身体の他者性について」
司会:助川幸逸郎
コメンテーター:高木信
【12月例会】通算第284回(12月18日 フェリス女学院大学)
[自由発表]
鈴木貴子「紫の上の〈涙〉をめぐって―〈涙〉の齟齬―」
[合評会]『物語研究』第4号
評者:江戸英雄・松岡智之・内藤まりこ
【1月例会】通算第285回(1月22日 清泉女子大学)
[ミニシンポジウム]「視覚と物語」
斉藤昭子「源氏物語の絵画的欲望―玉鬘十帖を中心に―」
加藤次直「視線・身体・類型―『百人一首像讃抄』の挿絵を「読む」」
水野僚子「「一遍聖絵」における「物語」と視覚表象」
司会:助川幸逸郎
コメンテーター:井上眞弓・中丸貴史
【3月例会】通算第286回(3月19日 明治大学)
[自由発表]
瀧川典子「源氏物語〈うわさ〉が拓く世界」
日向一雅「「身を投げたる手まどはし」考―源氏物語の運動動作の表現とその解釈―」
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