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物語研究 15

特集:物語のパフォーマティヴⅡ

発行:2015年3月31日

編集委員:深沢徹・勝亦志織・吉澤小夏

発行所:物語研究会

事務局:中丸貴史

代表:中丸貴史

印刷所:株式会社ユリクリエイト

定価:1000円


年間テーマ「物語のパフォーマティヴⅡ」


【テーマ論文】

本橋裕美「反復される斎宮と密通の語り―『小柴垣草紙』が語る〈禁忌〉の恋を中心に―」


【自由論文】

千野裕子「『狭衣物語』と陸奥の合戦―飛鳥井女君物語から―」

伊勢光「『松浦宮物語』唐后論―『竹取物語』享受の一端として―」

スエナガ・エウニセ「小野の浮舟とかぐや姫―「あはれ」・母恋・老い・「女の身」・言葉の獲得―」

富澤萌未「『うつほ物語』〈孤児〉の物語」

水野雄太「蜻蛉巻に見る、『源氏物語』第三部の語る論理」

吉澤小夏「源氏物語「道すがら」の宇治空間」

杉浦和子「歌語の「形見」から物語の「形見」へ―源氏物語の「形見」前史―」

北川真理「新編日本古典文学全集『源氏物語』続編十三帖の文末の異同―『源氏物語大成校異編』の校異による―」


【書評】

三村友希「河添房江著『唐物の文化史―舶来品からみた日本』」

武藤那賀子「原豊二著『源氏物語文化論』」

勝亦志織「大倉比呂志著『物語文学集攷―平安後期から中世へ―』」

高木信「木村朗子著『震災後文学論 あたらしい日本文学のために』」


【テーマシンポジウム】年間テーマ「物語のパフォーマティヴⅡ」

深沢徹「名指しと名のり、あるいは自己言及のパフォーマティヴ―2014年夏の大会シンポジウム「物語のパフォーマティヴ」によせて―」

猪股ときわ「古事記歌謡の叙事と行為遂行性」

池田大輔「『源氏物語』語り手からの呼びかけ―物語のパフォーマティヴの力―」

高橋亨「〈源氏物語〉の語り手の女房のトポロジー」


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