1982年度(昭和57

年間テーマ「インター・テクスチュアリティ」

【4月例会】通算第76回(4月17日 勤労青少年の家)

[研究発表]

 日向一雅「六条院世界の成立について」

 三谷邦明「須磨流離の表現構造」

【5月例会】通算第77回(5月15日 勤労青少年の家)

[研究発表]

 長谷川政春「中世物語における「引用」の意味」

 吉野樹紀「古代和歌表現史論」

【6月例会】通算第78回(6月19日 勤労青少年の家)

[研究発表]

 三田村雅子「〈名〉と〈名〉を背くもの―枕草子類聚章段の性格―」

 ノーマ・フィールド「作品からテキストへ―テキストから作品へ」

【7月例会】通算第79回(7月17日 早稲田大学)

[研究発表]

 安藤亨子「源氏物語の病―第二部を中心に―」

[合評会]高橋亨[著]『源氏物語の対位法』

[合評会]古橋信孝[著]『古代歌謡論』

【第11回大会】(8月29~31日 五色台国民休暇村)物語研究会・古代文学研究会合同大会

[研究発表]

 植田恭代「若菜の時間・その方法」

 神田洋「柏木と猫」

 神尾暢子「伊勢物語の老翁章段」

 飯沼清子「源氏物語における世界認識の様相―“世の常の人”を視点として―」

 野村倫子「「宇治十帖」の表現―浮舟入水をめざして―」

 阿部好臣「深層への振幅―宇治十帖構造試論―」

【10月例会】通算第80回(10月16日 東京女子大学短期大学部)

[研究発表]

 原岡文子「六条御息所小考―「見る」ことを起点として―」

【11月例会】通算第81回(11月20日 エスペラント会館)

[研究発表]

 斎藤英喜「『竹取物語』の位相―方法としての表現史―」

 鈴木日出男「竹取物語の和歌」

【12月例会】通算第82回(12月18日 勤労青少年の家)

[研究発表]

 室城秀之「桐壺帝をめぐって」

[シンポジウム]

 井上眞弓「引歌」

 日向一雅「準拠」

 三田村雅子「典拠」

【1月例会】通算第83回(1月22日 東京女子大学短期大学部)

[研究発表]

 吉井美弥子「源氏物語の「過去」―第一部から若菜上下巻へ―」

[シンポジウム]「インターテクスチュアリティ」

 小林正明「物語・言語・読者―引用論にむけて―」

 三谷邦明「引用とメタファ―源氏物語桐壺巻をめぐって」

【2月例会】通算第84回(2月19日 東京女子大学短期大学部)

[研究発表]

 網谷厚子「栄華物語の語りの方法―巻一月の宴を中心に」

 北川真理「薫と宇治―「客人」という呼称をめぐって」

【3月例会】通算第85回(3月19日 東京女子大学短期大学部)

[研究発表]

 板垣直樹「住吉物語について」

 井上眞弓「狭衣物語の引用断面―「夢のわたりの浮橋」の解釈をめぐって―」

Copyright(C) Monogatari Kenkyukai, All rights reserved

【物語研究会公式サイト】