1972年度(昭和47

年間テーマ「『源氏物語』―作品論への試み」

【4月例会】通算第4回(4月16日 高円寺青年会館)

[研究発表]

 木村行幸「歌物語と物語の接点」

 安藤亨子「物語のはじめ」

【6月例会】通算第5回(6月11日 高円寺青年会館)

[研究発表]

 大洋和俊「木曾義仲の終焉」

[合評会]藤井貞和[著]『源氏物語の始原と現在』

 評者:鈴木信好・関根賢司・長谷川政春

【第1回大会】(8月27~28日 奥多摩御岳山荘)

[研究発表]

 林田孝和「物語における万葉歌の継承と展開」

 長谷川政春「伊勢物語小論」

 沢田正子「源氏物語の場面描写―一時的端役の効果的な使い方をめぐって―」

 阿部好臣「明石上物語の位置―桐壺との関わりに於いて―」

 神野藤昭夫「しのびね物語考」

[シンポジウム]「源氏物語―作品論への試み―」

 石津はるみ「光源氏像の一端―賢木の巻の「御癖」を手がかりに―」

 中哲裕「源氏物語と仏教思想―宇治の阿闇梨を中心に―」

 三谷邦明「作品とその意味=解釈あるいは紫式部の文学の方法=」

【10月例会】通算第6回(10月8日 豊島青年会館)

[研究発表]

 村川和子「狭衣物語における幽玄美の一端―「心深し」をめぐって―」

 鈴木日出男「源氏物語第一部のめざすもの」

【12月例会】通算第7回(12月10日 豊島青年会館)

[研究発表]

 須見明代「宇津保物語・初秋の巻について」

[講演]

 小西甚一「源氏物語の語り手」

【2月例会】通算第8回(2月11日 豊島青年会館)

[研究発表]

 日向一雅「帚木・空蝉・夕顔の巻の物語試論―方法と論理―」

 関根賢司「大い君の死―総角の巻の方法―」

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