2014年度(平成26)
年間テーマ「物語のパフォーマティヴ」
【4月例会】通算第367回(4月19日 日本大学)
[自由発表]
深澤徹「陶山裕有子への応答責任―ゆらぐ歴史叙述と、そのなかでの『今鏡』の位置―」
中丸貴史「『鯨珠記』を読む」
【5月例会】通算第368回(5月17日 学習院大学)
[自由発表]
竹田由花子「柏木物語における『伊勢物語』の影響―六十五段を中心とした考察―」
[テーマ発表]
吉澤小夏「「道すがら」というパフォーマティブ」
【6月例会】通算第369回(6月21日 立教大学)
[自由発表]
藤井貞和「論理上の文法と表出する文法」
[テーマ発表]
深澤徹「演能空間における「固有名」のパフォーマティブ―あるいは反固有名としての「翁」のトポス―」
【7月例会】通算第370回(7月19日 神奈川大学)
[自由発表]
水野雄太「浮舟と「物語」―〈まこと〉と〈そらごと〉の狭間―」
[テーマ発表]
本橋裕美「反復される斎宮と密通の語り―『小柴垣草紙』が語る〈禁忌〉の恋を中心に―」
【第43回大会】(8月18日~20日 奈良女子大学)
[シンポジウム]「物語のパフォーマティヴ」
コメンテーター:深澤徹
猪股ときわ「古事記歌謡の叙事と行為遂行性」
高橋亨「源氏物語の語り手の女房のトポロジー」
池田大輔「『源氏物語』に語られる侍女を視点として物語のパフォーマティヴを考える」
司会:吉澤小夏
[自由発表]
畑恵里子「「大炊殿と思しき屋」の光源氏の聖空間」
阿部好臣「薫と宇治の八宮―「無根信」を手掛かりに―」
武藤那賀子「『うつほ物語』の清原家の学問の進講―「献家集」と進講―」
【9月例会】通算第371回(9月20日 日本大学)
[テーマ発表]
斉藤昭子「源氏物語〈異性愛場〉のパフォーマティヴィティ」
[合評会]津田博幸[著]『生成する古代文学』
評者:武藤那賀子・高木信
【10月例会】通算372回(10月18日 青山学院大学)
[テーマ発表]
久富木原玲「和歌のパフォーマティビティ―近江君における「笑いの地平」から―」
[自由発表]
日向一雅「源氏物語と「三史五経」」
【12月例会】通算373回(12月20日 相模女子大学)
[合評会]縄手聖子[著]『今様のなかの〈表象〉』
評者:助川幸逸郎・伊達舞
[合評会]『物語研究』第14号
評者:三田村雅子・津田博幸・湯淺幸代・勝亦志織・吉澤小夏
【1月例会】通算374回(1月24日 上智大学)
[自由発表]
三村友希「安中(村岡)花子の青春を読む―『少女画報』掲載の幻の作品を中心に―」
三田村雅子「源氏物語「思ひ知る」「思い知らず」考」
【3月例会】通算375回(3月21日 日本大学)
[ミニシンポジウム]
松岡智之「女性差別は「仏教」か?」
藤村安芸子「儀礼にこめられた願い―『三宝絵』と『源氏物語』―」
袴田光康「天神信仰と帝釈天信仰―須磨流離の背景―」
阿部好臣「〈牛頭栴檀〉と薫―彼方の仏の世界を模索する」
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