2013年度(平成25)
年間テーマ「物語のパフォーマティヴ」
【4月例会】通算第358回(4月20日 日本大学)
[自由発表]
勝亦志織「『大和物語』が構築する人間関係~第93段における藤原敦忠を始発として~」
[テーマ発表]
高木信「小宰相から小野小町への線を多方向に引き延ばす、あるいは「引用」のポリティクス
―『平家物語』、謡曲、古註釈を横断して、拓かれ/裂かれる―」
【5月例会】通算第359回(5月18日 学習院大学)
[合評会]物語研究会[編]『「記憶」の創生 〈物語〉1971-2011』
評者:富澤萌未・高木信・吉澤小夏・三村友希池田大輔・本橋裕美・西本香子
編集長:阿部好臣
[テーマ発表]
斉藤昭子「言説がパフォーマティヴであるということ―源氏物語の夕顔巻と能「夕顔」・「半蔀」―」
【6月例会】通算第360回(6月15日 立教大学)
[テーマ発表]
富澤萌未「物語のパフォーマティヴ―形容詞・形容動詞を中心に」
[合評会]吉野瑞恵[著]『王朝文学の生成 『源氏物語』の発想・「日記文学」の形態』
評者:原岡文子・津島知明
【7月例会】通算第361回(7月20日 神奈川大学)
[テーマ発表]
助川幸逸郎「やまと歌のパフォーマティヴィティ~折口信夫の古典和歌論を中心に~」
[合評会]野村倫子[著]『『源氏物語』宇治十帖の継承と展開 女君流離の物語』
評者:松岡智之・千野裕子
【第42回大会】(8月19日~21日 愛知県犬山市 臨江館)
[シンポジウム]「物語のパフォーマティヴ」
兵藤裕己「虚/実皮膜のパフォーマティブ」
藤井貞和「劇と暮せば」
有元伸子「〈劇の文学〉とジェンダー・パフォーマティヴ」
司会:斉藤昭子・吉澤小夏
コメンテーター:安藤徹・木村朗子
[テーマ発表]
久富木原玲「近江君のパフォーマンス―笑いの歌の地平」
[自由発表]
横山理恵「『恋路ゆかしき大将』における女君の造型―梅津女君を中心に―」
塩見優「『源氏物語』の死の変容―「おぼろけ」の遺言」
【9月例会】通算第362回(9月21日 相模女子大学)
[自由発表]
岩森円花「『源氏物語』における須磨の空間表現」
[テーマ発表]
深澤徹「いちしるき主体構築―『愚管抄』にみる、カタカナ表記のパフォーマティブ」
【10月例会】通算第363回(10月19日 青山学院大学)
[自由発表]
三村友希「水辺の浮舟―〈水まさる川〉〈みかさまさる袖〉をめぐって―」
[テーマ発表]
三田村雅子「書写というパフォーマンス・読みのパフォーマティブ」
【12月例会】通算第364回(12月21日 明治大学)
[合評会]『物語研究』第13号
評者:西山登喜・布村浩一・鈴木貴子・三田村雅子・長谷川政春
【1月例会】通算第365回(1月25日 神奈川大学)
[自由発表]
伊達舞「『今とりかへばや』における〈母〉の位置づけをめぐって」
上原作和「「朔日頃の夕月夜」の詩学―「浮舟」巻別注と木下宗連」
【3月例会】通算第366回(3月15日 日本大学)
[ミニシンポジウム]「夢と語り」
西野入篤男「「中国古典籍の「夢」と心・魂・身体の諸相」
笹生美貴子「平安期物語文学の夢―〝夢実現の共同体〟の視座から―」
高木信「夢のフェティシズム/夢のディスクール」
河東仁「物語化としての夢の解釈」
司会:三村友希
コメンテーター:阿部好臣
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