2008年度(平成20)
年間テーマ「古典(学/知/教育)」
【4月例会】通算第314回(4月19日 日本大学)
[自由発表]
湯淺幸代「『うつほ物語』の後宮政策─朱雀・今上帝の治世を中心に─」
[テーマ発表]
上原作和「「廿巻本源氏物語絵巻」詞書の本文史―男と女と母たちの恋
〈源有仁所持本〉系統の『源氏物語』〈本文系譜〉仮設の試み」
【5月例会】通算第315回(5月17日 駒澤大学)
[自由発表]
三村友希「紫の上の〈我は我〉意識」
[テーマ発表]
内藤まりこ「和歌と技術―「歌つくり」の方法論」
【6月例会】通算第316回(6月21日 立教大学)
[自由発表]
北川真理「源氏物語の文末表現―「けり」の表現形式を中心に―」
[テーマ発表](トークセッション)
小嶋菜温子・稲本万里子「幻の「源氏物語絵巻」をもとめて」
【7月例会】通算第317回(7月19日 フェリス女学院大学)
[自由発表]
石井香織「落窪物語研究―〈飲食〉表現をめぐって」
[テーマ発表]
阿部好臣「菅原道真という〈古典知〉―玉鬘物語のために―」
【第37回大会】(8月18日~20日 湯河原厚生年金会館 ウェルシティ湯河原)
[シンポジウム]「見えないものからの〈古典知〉」
増尾伸一郎「〈文選博士〉考―吉備真備・大江匡房・安倍晴明をむすぶもの」
兵藤裕己「「妣が国」からの古典知」
川村湊「隠された異神たち―摩多羅神・新羅明神・赤山明神」
司会:内藤まり子
コメンテーター:深津謙一郎・山本ひろ子
[自由発表]
高橋麻織「『源氏物語』桐壺帝の「院政」志向と皇位継承決定権
―『栄花物語』「松のしづえ」巻との往還―」
東原伸明「波の底なる久かたの空」貫之的鏡像宇宙と水平他界観
―古代散文文学史朔行『土佐日記』から『古事記』・『風土記』へ―」
藤井貞和「言語生成の現場としての物語―文法態の詩学」
【9月例会】通算第318回(9月20日 日本大学)
[自由発表]
圷美奈子「「紫草」の表現史―「紫のゆかり」を尋ねて―」
[テーマ発表]
中村成里「『讃岐典侍日記』における堀河院の身体―権威ある古典としての『栄花物語』―」
【11月例会】通算第319回(11月15日 学習院大学)
[自由発表]
丹藤夢子「柏木物語における『伊勢物語』引用―『伊勢物語』四十九段・『うつほ物語』仲澄を通して―」
[自由発表]
神田龍身「「若菜」論序―書かれた物語における書くことの論理の席巻」
【12月例会】通算第320回(12月20日 相模女子大学)
[自由発表]
西山登喜「うつほ物語〈モノ〉が見せる相関図―「再贈与」に秘められた女たちの牽制と闘争―」
[合評会]『物語研究』8号(テーマ論文編)
評者:助川幸逸郎・松岡智之
【1月例会】通算第321回(1月24日 清泉女子大学)
[合評会]『物語研究』8号(自由論文編)
司会:上原作和
評者:高木信・伊藤好英・土居奈生子・岡田ひろみ・今井久代
【3月例会】通算第322回(3月21日 明治大学)
[ミニシンポジウム]「古典―知と〈見えないもの〉」
前田雅之「古典的公共圏と他者」
市沢哲「花園天皇の学問と鎌倉末期宮廷社会」
大津雄一「『太平記』のニヒリズム」
深澤徹「古典知の〈実学〉化へ向けて」
司会:樋口大祐
コメンテーター:馬場淳子・勝亦志織
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