2007年度(平成19)
年間テーマ「古典(学/知/教育)」
【4月例会】通算第305回(4月21日 白百合女子大学)
[テーマ発表]
陶山裕有子「語り・問答における古典知―院政期初期を中心に―」
[自由発表]
橋本ゆかり「『源氏物語』の中の〈記憶〉と〈恋の鎮魂〉―男と女と母たちの恋」
【5月例会】通算第306回(5月26日 日本大学)
[自由発表]
北川真里「『源氏物語』の桐壺巻冒頭の一文について―「ありけり」の主語は「更衣」か―」
本橋裕美「「別れ路に添へし小櫛」が繋ぐもの―朱雀院と秋好中宮の恋―」
【6月例会】通算第307回(6月16日 立教大学)
[自由発表]
中村成里「『栄花物語』における後一条院」
松田行子「『狭衣物語』の中での六条斎院物語歌合引用」
【7月例会】通算第308回(7月21日 日本大学)
[自由発表]
越野優子「回帰した「光る君」―特異な巻末の物語るもの」
[テーマ発表]
湯淺幸代「『源氏物語聞録』の成立と筆録者について」
【第36回大会】(8月20日~22日 栃木県塩原温泉 かもしか荘)
[テーマ発表]
圷美奈子「《歌物語》の主題と手法─『伊勢物語』「梓弓」などの場合─」
原豊二「山陰歴史館所蔵七弦琴に関わる近世・近代の〈学〉的体系の考察
─国学・漢学・琴学の横断をめぐって─」
松島仁「新しい〈王権〉徳川将軍のための〈王朝絵画〉の創生」
[自由発表]
阿部好臣「源氏物語の〈嫉妬〉─組成の実相─」
東原伸明「女もしてみむとてするなり」『土佐日記』の虚構の方法
─劣位項の脱構築もしくは象徴的な〈女〉への共感の論理―」
三村友希「子どものための源氏物語―青い鳥文庫『源氏物語あさきゆめみし』を中心に―」
【9月例会】通算第309回(9月15日 白百合女子大学)
[自由発表]
酒井朱夏「『落窪物語』女君の婚姻譚―父中納言家から逃れるまで―」
[テーマ発表]
助川幸逸郎「明治末年の『源氏物語』」
【11月例会】通算第310回(11月17日 学習院大学)
[自由発表]
石井宏枝「夕霧と落葉宮―後見をめぐって―」
[テーマ発表]
布村浩一「『源氏物語』教材化の歴史と実態分析―戦後の高等学校教科書における―」
【12月例会】通算第311回(12月15日 立教大学)
[テーマシンポジウム]
関根賢司「小林秀雄『本居宣長』論」
井野葉子「清水好子の文体論」
阿部好臣「益田勝実『火山列島の思想』再読―「今から見る古代・古代からみる今」」
【1月例会】通算第312回(1月26日 清泉女子大学)
[合評会]『物語研究』第7号
司会:木村朗子
評者:松岡智之・西野入篤男・伊藤禎子・高木信・小川豊生
[自由発表]
兵藤裕己「声と主体―モノ語りの語り手と地霊の信仰―」
【3月例会】通算第313回(3月15日 明治大学)
[ミニシンポジウム]
一柳廣孝「幽霊から心霊へ―近代日本における「霊」言説の変容をめぐって」
樋口大祐「軍記文学における「亡霊」的なるもの」
北條勝貴「死者の主体を語れるか―他者表象における想像力とジレンマ」
長島弘明「『雨月物語』と怪異」
司会・高木信
コメンテーター:中丸貴史・西野厚志
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