2000年度(平成12)
年間テーマ「区分・領域(テリトリー)」
【4月例会】通算第242回(4月15日 日本大学)
[自由発表]
三浦則子「『うつほ物語』における装束―手紙の使に被ける装束を中心に―」
[テーマ発表]
立石和弘「古典と大衆文化―昭和二十年代の『源氏物語』をめぐる言説―」
【5月例会】通算第243回(5月20日 明治大学)
[自由発表]
佐藤美弥子「『土佐日記』における「パロディー」」
[テーマ発表]
日向一雅「「帚木」三帖の諷喩の方法」
【6月例会】通算第244回(6月17日 清泉女子大学)
[自由発表]
助川幸逸郎「宇治十帖における「声」と「文」/「文反故」から「手習」へ」
[テーマ発表]
「『源氏物語』と<若さ>―カテゴリー化の欲望―」齋藤真路
【7月例会】通算第245回(7月15日 横浜市立大学)
[自由発表]
松田行子「散逸物語「なれてくやしき」物語の復元とその研究」
[テーマ発表]
阿部好臣「召還の願文か―物語の磁場か―須磨巻・再読―」
【第29回大会】(8月21~23日 長野県諏訪郡原町 八ヶ岳自然文化園会議室)
[自由発表]
佐藤正彦「栄華物語の表現」
井野葉子「浮舟を隠す物語と浮舟が隠れる物語」
[合評会]東原伸明[著]『物語文学史の論理―語り・言説・引用―』
評者:原豊二・徳江純子
[テーマ発表]
東原伸明「黄泉の国と根の堅州国の区分・領域―『古事記』の宇宙論再検討―」
江戸英雄「藤原季英論」
橋本ゆかり「源氏物語の感覚と区分・領域」
ディスカッサント:光安誠司郎
【9月例会】通算第246回(9月30日 國學院大学)
[自由発表]
佐藤信一「藤原季英の描かれ方について―漢文引用から見た藤英像―」
[合評会]渡部泰明[著]『中世和歌の生成』
評者:浅田徹・久富木原玲
【11月例会】通算第247回(11月11日 日本大学)
[自由発表]
高木史人「民俗学者としての市橋鐸」
[合評会]土方洋一[著]『源氏物語のテクスト生成論』
評者:高木信・助川幸逸郎
【12月例会】通算第248回(12月16日 フェリス女学院大学)
[自由発表]
小山優子「『源氏物語』堂・御堂考」
[合評会]松井健児[著]『源氏物語の生活世界』
評者:安藤徹・石阪晶子
【1月例会】通算第249回(1月27日 日本大学)
[自由発表]
吉野誠「藤壺宮と弘徽殿大后、「史実」との交渉」
[テーマ発表]
立石和弘「会話への欲望と抵抗―物語文学の言説と会話分析―」
【3月例会】通算第250回(3月17日 立正大学)
[テーマ発表]
今井俊哉「指示語から物語内会話を読む」
[自由発表]
三谷邦明「自由直接言説と意識の流れ」
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