1996年度(平成8)
年間テーマ「書物」
【4月例会】通算第206回(4月16日 日本大学)
[自由発表]
緒方康夫「「述懐」の位相―『文華秀麗集』―」
[テーマ発表]
斉藤昭子「中の君物語の方法―宇治十帖〈性〉の位相」
【5月例会】通算第207回(5月18日 早稲田大学)
[自由発表]
内海真理「源氏物語の変容―明石の君を中心に―」
[テーマ発表]
小嶋菜温子「書物―〈物語/批評〉」
【6月例会】通算第208回(6月15日 清泉女子大学)
[自由発表]
宇都宮千郁「仲澄の失墜をめぐって」
[合評会]物語研究会[編]『物語〈女と男〉 新物語研究3』
評者:阿部圭一・松井健児・河添房江・佐藤敬子
【7月例会】通算第209回(7月20日 横浜市立大学)
[自由発表]
松岡智之「『源氏物語』光源氏と帝位」
[テーマ発表]
今井俊哉「『霊異記』における「文字」「テクスト」」
【第25回大会】(8月19~21日 ホリデイ・イン・クラウンプラザ豊橋)
[シンポジウム]「書物」
大井田晴彦「物語にとって〈書物〉とは何か―『うつほ物語』「蔵開」巻を中心に―」
吉海直人「和古書のある風景」
兵藤裕己「「書物」としての物語テクスト」
阿部泰郎「守覚法親王のテクスト宇宙―“御流」聖教の生成―」
コーディネーター:宗雪修三
ディスカッサント:佐藤敬子・上原作和・松岡智之・阿部好臣
[自由発表]
越野優子「受け身としての『枕草子』―「問い」と「答」の論理の崩壊へ―」
井野葉子「大君歌ことばとのわかれ」
橋本ゆかり「臥す、抱かれる―浮舟のしぐさと身体から―」
【10月例会】通算第210回(10月19日 横浜市立大学)
[自由発表]
神野藤昭夫「宇治八の宮の原点としての過去」
上原作和「批評/研究/幻想―『かぐや姫幻想』という書物」
増尾伸一郎「関連報告―道教研究からの視点」
【11月例会】通算第211回(11月16日 清泉女子大学)
[自由発表]
北川真理「女三宮降嫁から女二宮降嫁へ」
猪股ときわ「『琴歌譜』という書物」
【12月例会】通算第212回(12月21日 明治大学)
[自由発表]
立石和弘「『源氏物語』の鏡と鏡像―光源氏と夕霧を軸に―」
[合評会]三田村雅子[著]『源氏物語 感覚の論理』
評者:池田節子・田中雅浩
【1月例会】通算第213回(1月25日 國學院大学)
[自由発表]
齋藤真路「感覚・感想の言説
―『源氏物語』の「あかず」「あかぬことなし」「あかぬ所なし」「あかずくちをし」―」
[テーマ発表]
正道寺康子「漢訳仏典と『うつほ物語』の阿修羅」
【3月例会】通算第214回(3月22日 日本大学)
[自由発表]
木村祐子「「朝顔」の姫君の物語と「朝顔」巻の表現」
[テーマ発表]
増尾伸一郎「密教修法と事相書―〈招魂法〉をめぐって」
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