1990年度(平成2)
年間テーマ「現代・ナラトロジー・物語」
【4月例会】通算第152回(4月21日 日本大学)
[研究発表]
小嶋菜温子「『豊饒の海』のナラトロジ―『九雲夢』あるいは『竹取』を通して―」
齋藤正志「仲忠子息誕生の意義とうつほ物語の構成」
【5月例会】通算第153回(5月19日 國學院大学)
[研究発表]
小林正明「人魚姫の四肢構造―吉本ばなな論―」
橋本ゆかり「権力再編」
【6月例会】通算第154回(6月16日 早稲田大学)
[研究発表]
井上眞弓「もう一つの引用論」
日向一雅「大和物語「蘆刈」譚の出典その他」
【7月例会】通算第155回(7月21日 フェリス女学院大学)
[研究発表]
今井俊哉「ネクスト・テクスト―『ドラゴンクエスト』の物語学―」
佐藤信一「石上乙麻呂の表現について」
【第19回大会】(8月20~22日 恵那簡易保険保養センター)
[シンポジウム]
安藤徹「聴き手という視座―『源氏物語』に向けて―」
東原伸明「分身(ドウブル)の物語―もしくは『あきぎり』の語りの視線と作中内引用―」
長谷川政春「『忘却の河』の物語学」
ルイス・クック「古今伝授と「現代」」
司会:小林正明・高橋亨
[研究発表]
上原作和「光源氏の秘琴傳授―若菜巻の女樂をめぐって―」
立花弥生「源氏物語の尼に関する一考察」
高橋照美「正妻と養女―紫の上の地位をめぐって―」
阿部好臣「若紫巻と『伊勢物語』―〈引用〉の実相と〈構造〉―」
松浦あゆみ「『浜松中納言物語』巻三考―中納言の唐后思慕と御前での唐語り―」
三谷邦明「源氏物語の語り手たち―存在としての女房あるいは語り手・無限の私・読者・話者―」
【10月例会】通算第156回(10月20日 聖心女子大学)
[研究発表]
与野覇恵子「物語としての家族―一九八〇年代の女性作家」
新井正「源氏物語第三部の主観と時間」
【11月例会】通算第157回(11月17日 日本大学)
[研究発表]
三田村雅子「ノルウェイの森を読む」
久富木原玲「神功、応神神話と八十島祭―百合若大臣論のために」
【12月例会】通算第158回(12月15日 國學院大学)
[研究発表]
山岸郁子「「御真影」焼失の物語 久米正雄「父の死」」
瀬戸宏太「翁丸章段」
【1月例会】通算第159回(1月19日 早稲田大学)
[研究発表]
榎本正樹「メディア・レヴォリューション―九〇年代の情報環境と物語空間―」
神野藤昭夫「散佚物語『ちぢにくだくる』の復原と〈しのびね型〉物語群」
【3月例会】通算第160回(3月16日 日本大学)
[研究発表]
岡部隆志「自己意識とエロス―『罪と罰』と『浮雲』における自己意識の位相―」
大胡太郎「歌枕・流離・王権―光源氏論のために―」
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