1986年度(昭和61)
年間テーマ「喩」
【4月例会】通算第115回(4月19日 國學院大学)
[研究発表]
小山清文「源氏物語―『少女』から『藤裏葉』まで―」
河添房江「夜の寝覚と話型」
【5月例会】通算第116回(5月31日 早稲田大学)
[研究発表]
三谷邦明「〈引喩〉と〈隠喩〉―堤中納言物語『よしなしごと』の方法あるいは〈語り〉の終焉」
[合評会]物語研究会[編]『物語研究―特集・語りそして引用』
評者:阿部好・長谷川政・伊藤一・安藤亨・原岡文子
【6月例会】通算第117回(6月21日 國學院大学)
[研究発表]
安藤亨子「源氏物語における『なにがし』の力」
吉野瑞恵「女歌の変容―斎宮女御集を通して」
【7月例会】通算第118回(7月12日 日本大学)
[研究発表]
池田節子「源氏物語の十二月」
藤本宗利「『枕草子』類聚章段の表現の特質」
【第15回大会】(8月26~28日 松崎温泉ホテル)
[研究発表]
千賀裕子「後撰・拾遺集時代の連作形式について」
神尾暢子「大鏡―語り手の立脚時点」
東原伸明「源氏物語の神話的創造力―潜在するプレテクスト“父なし母系型”の彼方へ―」
阿部好臣「竹河巻の構造をめぐって」
[シンポジウム]
久保田孝夫「隠喩論と引用論の間で」
小嶋菜温子「物語における王権と皇権」
兵藤裕己「始祖伝承の隠喩」
【10月例会】通算第119回(10月18日 國學院大学)
[研究発表]
三田村雅子「枕草子「日記章段」のウチとソト」
神田龍身「物語文学とアンドロギュヌス」
【11月例会】通算第120回(11月15日 早稲田大学)
[研究発表]
小峯和明「狭衣物語と法華経」
小林正明「龍女の救済を論ず」
【12月例会】通算第121回(12月20日 聖心女子大学)
[研究発表]
河添房江「喩としての暁―源氏物語を軸に」
日向一雅「光源氏造型の方法―太政大臣をめぐって」
【1月例会】通算第122回(1月17日 國學院大学)
[研究発表]
網谷厚子「「松」の喩―うつほ物語を中心に―」
住谷智「『忠こそ』の構造」
【2月例会】通算第123回(2月21日 白百合女子大学)
[研究発表]
宇留田初美「蜻蛉日記上巻の記述の傾向」
今井久代「『女三宮降嫁』が呼びさますもの」
【3月例会】通算第124回(3月21日 東京学芸大学)
[研究発表]
石井正己「『源氏物語』の世間話―物語文学発生論のために―」
佐藤信一「陶淵明の嵯峨朝文壇への影響―「秋」を象るものとして―」
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