1980年度(昭和55)
年間テーマ「歌と語りの構造」
【4月例会】通算第55回(4月20日 エスペラント会館)
[研究発表]
佐伯雅子「『本朝麗藻』の詩宴」
三上満「作り物語の発生について」
【5月例会】通算第56回(5月24日 早稲田大学)
[研究発表]
阿部好臣「『三人法師』の〈語り〉をめぐって」
長谷川政春「〈語り〉の構造」
【6月例会】通算第57回(6月22日 新宿勤労福祉会館)
[研究発表]
井上眞弓「『狭衣物語』の構造私論―狭衣の果たした役割をめぐって―」
末沢明子「源氏物語的表現についての試論―“さいはひ”“幸人”をめぐって―」
【7月例会】通算第58回(7月20日 新宿文化センター)
[研究発表]
神野藤昭夫「幻巻の主題と方法」
[合評会]『物語研究』2号
司会:阿部好臣
【第9回大会】(8月25~27日 南淡路国民休暇村)
[シンポジウム]「歌と語りの構造」
増田茂恭「歌垣的発想の可能性」
伊藤一男「語る歌・語られる歌」
三田村雅子「同化と思いやりについて」
小峯和明「今昔物語集の〈物語〉について」
生井武世「しんとく丸論」
[研究発表]
日向一雅「光源氏論への一視点―家の意志と王権と―」
神尾暢子「漢語使用と人物設定―虫めづる姫君の表現行動―」
糸井通浩「空船譚の拡散」
深澤徹「紫式部日記の叙述機制―サーカスのアナロジーから―」
宗雪修三「軍記物語の〈語り〉について」
【10月例会】通算第59回(10月25日 早稲田大学)
[研究発表]
中村紳一「源氏物語のエロティシズム―女性の人物容姿と逢瀬と―」
飯沼清子「源氏物語における夜居の僧都―その位置と役割―」
【11月例会】通算第60回(11月15日 早稲田大学)
[研究発表]
石井正己「源氏物語の方法―「ついで」という言葉を手懸りとして―」
原岡文「二条東院から六条院へ」子
【12月例会】通算第61回(12月20日 勤労青少年の家)
[研究発表]
河添房江「源氏物語の「夕(ゆふべ)」ノート」
原国人「私説伊勢物語―初段・六十五段そして六十九段―」
[合評会]関根賢司[著]『物語文学論』
評者:阿部好臣・三谷邦明
【1月例会】通算第62回(1月17日 国立オリンピック記念青少年総合センター)
[研究発表]
三谷邦明「隠れ蓑物語を求めて―古物語の復原あるいは古注の解釈をめぐって―」
大倉比呂志「しのびね物語」
【2月例会】通算第63回(2月21日 国立オリンピック記念青少年総合センター)
[研究発表]
室城秀之「『あまのかるも』論の試み」
【3月例会】通算第64回(3月21日 国立オリンピック記念青少年総合センター)
[研究発表]
深澤徹「『恋路ゆかしき大将』について」
ツベタナ・クリステヴァ「『とはずがたり』文化論」
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