佐鳴湖レガッタ
投稿日: 2018/06/22 20:31:15
2018年6月10日
YJRとしては、はじめて静岡県で開催された「U15佐鳴湖ジュニアレガッタ及び静岡県選手権要領」に参加しました。
1.日時 2018年6月9日㈯~10日㈰
2.場所 佐鳴湖漕艇場
3.参加選手 ソウマ(U15)、ハヤカ(U15)、ショウゴ(一般)
同伴 ヨシダコーチ、ソウマ母、ハヤカ母
4.宿泊地 旅館 仲屋
レースにあたり、ヨシダコーチから各選手へアドバイス。
①自分たちが神奈川県代表として他流試合に挑んでいるという自覚を持つこと。
②全国から強豪校も多数出場するが、強いチームはマナーが大変よく、挨拶がよくできている。
・会場にいる人は全員高い関係者だと思って積極的に挨拶すること。
・他チームや運営スタッフから挨拶されたら気持ちよく返事すること。
・レースコールには大きな声で応えること。
③リギング、コース巡回、出艇帰艇、その他の施設利用において、くれぐれも漕艇場の方や他の利用者の迷惑にならないようYJRとして恥ずかしくない振る舞いを心掛けること。
④難しいとはわかっているが、願わくば昼の決勝に残りたい。早い人間でもゴールを間違えたり沈したりすることがある。目の前から誰もいなくなっても、最後まであきらめないこと。負けるにしてもただでは死なない、という気迫を見せてほしい。
⑤空き時間に他のクルーのレースを見て勉強すること。場合によっては昼の決勝は見学しないで帰途につくが、基本的には最後まで残って選手に少しでも多く学んでほしい。
【佐鳴湖レガッタ講評】
・6月の台風発生というイレギュラー事態であり、わずか5レースで中止。
YJRでレース記録がついたのは緒戦のハヤカだけであり、ソウマとショウゴは試合なし。
また、中止決定後に主催者側から提案のあったエルゴレースはコーチ判断で棄権した。
・コースは佐鳴湖の中心から真南に1,000mとられており、当日の強風も北風8m超、つまり追い風順流。
しかし波がかなりの高さで大変漕ぎづらい状況であった。
・ハヤカのレースは状況を勘案すれば可もなく不可もなくというところだが、あえて注文をつけるとすると、以下3点。
①何度も言っているが、リギングは確実に正しく計算しながら全て自分で組むつもりで臨むこと。
角度や高さをきちんと測らないで感覚だけで調整しているようでは試乗調整も後手後手になりタイムアップになってしまう。
どういう艇であろうとも、セッティングのための計算方法は同じ。分からなかったらコーチに聞くこと。
なお計算通りに組んでも低かったという本人感想あり、今回のように波が異常に高いときは、左右6mm~10mmクラッチ高を上げておくことも一法(よくある対策)。
②ゴール後に合図が聞こえておらず、エスケープゾーンに突っ込みそうだったので審判に止められていた。
集中していたなら良い(ゴールを間違えて逆転されるよりマシ)が、トータルで1050mくらい漕いでいたのではないか。
余分に50mもスパートする余裕があるということは、距離感が掴めていないか、そもそもペース配分がうまくいっていない可能性がある。
③今回のようにコンディションが悪くなければ、自己ベストも十分狙える。ラストスパートはどのクルーも750m通過当たりで入れている。
勝負どころを間違えず、力を出し切ってほしい。