2016年1月24日室内ボート競漕の結果

投稿日: 2016/02/01 14:36:17

前年の記録がある生徒はそれぞれがタイムを短縮しています。

記録が無い生徒もトレーニングを始める前に比べれば体力がついていると思います。

心身とも成長している時期ですから当然ではありますが、来年はもっと大幅に短縮できるようこれから1年間トレーニングを続けることを期待しています。

タイム短縮にはエルゴメーター以外のトレ―ニング(筋力トレーニング・乗艇トレーニング・ストレッチ)も効果があります。

保護者各位については、「自分の体力と相談しながらあまり無理をせずに」というやや生ぬるい言い方になります。

ただある程度の無理(=ハードトレーニング)をしなければタイムの短縮は出来ません。

個人差がありますが、現状維持も難しいでしょう。

トレーニングメニューについて質問あればどうぞ聞いて下さい。

即答できないこともありますが、専門家に聞いてちゃんと回答します。

この機会にエルゴメーターに関する私の考えを皆さんに申し上げます。

1) エルゴメーターはボートを速く進める要素、「心技体」の中の“体”を客観的に計ることが出来る機器である。

2) また、“体”の能力を高めるトレーニング器具の一つである。

3) 更に、“技”を陸上で磨くシミュレーション器具でもある。

室内ボート競漕や記録会はこのうち1)の目的でエルゴを使用しています。

YJRとして全員の体力をまとめて計るのは年2回で充分と私は考えています。

自分の現状が気になる人は個人的に計ってみてください。

水曜エルゴや日曜の乗艇後のエルゴは2)や3)の目的で実施しています。

と言うことは、同じ器具で同じ動きをしても記録会と普段のエルゴ練習は目的が全く異なります。

記録会の数字に関して、他人と比較するのはあまり意味がありません。

タイムの良し悪しは体重と体型(重くて手足が長い方が有利)に大きく影響を受けます。

当面、競争相手は自分だけと考え自分のタイムを短縮することに集中してください。

それでは、タイムを短縮するにはどうしたら良いか?結論は「基本練習を継続的に積み重ねる」です。

全国大会の集計発表は2月第1週頃でしょう。今大会ではYJRからメダリストが複数出るはずです。

数年に1回のvintage yearですね。

参考までに全国大会とは、

9歳以下500m

12歳以下1000m

13歳以上2000m

の3種類で、それぞれ男女があり3位まで表彰されます。