相模湖合宿
投稿日: 2015/09/02 14:39:40
期日:2015年8月18日(火)~22日(土)
生徒:11名(不参加イブキ・ユイ)
保護者:8名(ウチダ・ヨシノ・オイダ・カトウ・ミヤザキ・トウヤマ・スギエ・カシワザキ)
今回の合宿では保護者各位の貢献大。
コーチ:6名(ヤマモト・ヨシノ・ヤマムラ・キムラ・ウミベ・ホシナ)
記入者:ヨシノ
艇庫近くの旅館桂月で合宿し乗艇練習7回とエルゴ記録会1回を実施した。
4泊5日の全期間参加したのは生徒11名とコーチヨシノ。なおウチダさんと二人のお子さんも全期間同宿した。
初日と最終日以外は比較的気温が低く、波もなく良い練習環境であった。にも拘わらず練習効果は期待していた6~7割程度であった。
期待度が高すぎたのかもしれない。しかし合宿の組み立てや進め方などコーチとして工夫が足りなかった面も原因の一つ。
漕いだボートはK4、2X、4X+、8+。出来るだけシェル艇(レース専用艇)を漕ぐようにした。
エルゴ記録会の目標達成率は人によりバラツキがあったが、全般的にみてあまり良くない。
年初に立てた8月の目標に届いた生徒は居なかった。
目立った事件は台船前での2X転覆で、この件は下の囲みで別途説明。
その他は切り傷、擦り傷、軽い内出血、手のマメなどで大事に至るものは無かった。
午後には、みんな沈教室を受講し、ダブルスカルも体験。
特記事項:
中学生2人は艇の出し入れの手伝いやシェル艇初心者との同乗練習などコーチの代わりもやってくれた。
その分2人の練習時間が減ったことになるが「教えることは学ぶこと」であり、長いスパンで見れば自分たちの役に立つと思う。
ヒヤリ・ハット:
2Xの転覆について
2Xでの練習を終えたハルタとコウキが台船に艇を着けた。艇に乗ったまま湖側
(bow side)のオールをローロックから外すためゲートピンを緩めた。
この時重心がbow-sideに行きすぎたためオールがローロックから外れてしまった。
Bow sideのオールが外れてフロートの役目が出来なくなり、艇は2人を乗せたままbow side側に急激に回転し転覆し2人は水中に落ちた。
以上、私は目の前で見たのではなく、30mほど離れた4X+のコックスシートから見ていたが二人の話や写真からこれでほぼ合っていると思う。
この種の転覆は台船に着けてからのことなので、人命に関わるような大事に至ったことは聞いていない。
ボートに慣れて来た選手が時々おこすことが有り、8+での同様な転覆例も聞いている。
とは言っても大きな事故につながる要素が皆無ではなく、ヒヤリ・ハット例として心しておく必要がある。