自動車リサイクルの活路?

投稿日: Jan 25, 2016 8:26:13 PM

日本では考えにくいが、中東や東南アジア、アフリカなどの新興国では一度購入した車が故障すればエンジンを載せ換え、パーツを交換して乗り続けるという。交換パーツはドアやハンドル、シート、計器類、エンジンに及び、その市場規模は1000億円に及ぶともいわれる。新車販売マーケットを動脈産業と呼ぶなら、中古エンジン市場は静脈産業と呼んでもいいだろう。リサイクル法施行により、従来型の国内リサイクル流通に頼った業者が減少していく中で、新興国とのコンタクトおよび現地技術拠点の展開が新たな活路として注目されている。