家電リサイクル事業の収益構造?

投稿日: Jan 24, 2016 7:45:39 PM

家電リサイクル事業の収益はリサイクル料金と再生材料の販売で成り立つ。パナソニックの同事業の売上高のうちリサイクル料金が占める比率は5割。ただ政府によるリサイクル料金引き下げの動きが強まるなかで今後は再生材料の付加価値をいかに高めるかが問われている。 より低コストで材料をつくるだけでなく、家電を手がける事業部と連携し、再生材料を使える部品の種類を増やす取り組みも進めている。付加価値の高い材料を供給することが収益を増やし、結果的に消費者にとっての料金負担の軽減にもつながる。同社は今後、事業に占める再生材料の売上高比率を現在の5割から6割に高める方針だ。