T-岡田選手を目指して

投稿日: Oct 27, 2010 7:19:47 PM

-大手製造業は円高に振れると海外生産を増やし、円安だと国内生産を増やしてきた。今後もそれは続くとみられるものの、円高の定着を機に海外、特に自国通貨をドルと連動させている国に自社工場をつくるような企業は、為替変動にかかわらず現地生産を増やす可能性が大きい。それは国内雇用が減少していくことにつながる。グローバル化した経済の下で企業にとって最適な経営は、日本国民の雇用を脅かす結果となりうる。著しい円高はそれを増幅することが、次第に現実の動きとなってきた。 環境、医療、介護、観光などの分野での規制緩和や適切な予算配分などが要る。東京の国際金融センター化もあきらめるのは早い。起業の促進策も大事だ。それらを進めるには教育の改革が重要になる。総じていえば経済の供給面の大改革である。-(日経web 社説・春秋10/26より抜粋)

1ドル=70円になっても収益の上がる事業構造を大企業はすでにシュミレーションしているといいます。また、製造業だけでなく大手小売業(イオン・セブンイレブンG・ファーストリテーリング等)も

亜細亜3大本社構想等を打ち出しており、海外の2本社はすべて現地人による運営を目指すとしています。

大企業でも、語学が堪能で能力の高い人だけがグローバルに活躍できますが、その他大勢は国内がじり貧になれば比例して収入はじり貧になっていくのでしょうか。

そう考えると、やはり意欲と信念とプライドを持った起業家がどんどんでてきて、衰えの隠せない看板選手にかわる、チームの人気をささえる魅せる技術を磨くべく努力し、

やがてそのうちの何人かが新しいスターとなるのが自然の流れではないでしょうか。そして蔭では名伯楽の指導・支えが(行政)欠かせないでしょう。

戦後の絶望期からはいあがってきた先人を見習い、体と脳を酷使してまでも、屋号>会社登記>上場というフローを目指して、大義と実利のバランスをとりながら、上を向いて

歩いていきたいものです。