TPP参加をめぐる情報開示。

投稿日: Oct 28, 2010 9:59:40 PM

いま環太平洋自由貿易協定(TPP)についていろいろなデータや発言、運動が報道されていますがいまひとつ理解できないことが多いです。

推進省庁と反対省庁で試算GDPが極端に違いますし、参加した場合としなかった場合の長短所をどう緩和していくのかもわかりません。

批准後完全施行まで10年の猶予があるので、お互いに工程表を示してわかりやすく説明してほしいです。

私の立場としては当然条件付き賛成です。食料は金よりも大切!というのはかの負け戦の経験談から思い知らされていますし、同盟とかは破られて当たり前ですし、

帰化しても敵国出身ですと財産没収されるわけですから、いざという場合の必要最低限の食料自給率確保政策を担保したうえでTPP参加してほしいモノです。

農業従事者の高齢化対策、参入規制、農地法、都市計画法等多岐の省庁にまたがる規制緩和および指導(あるいは執行)が必要なわけですから、

ぜひ国民的議論にしていただきたいと思います。

ひとつ気になるのは、政治がらみの動きであるという見方です。もともと行政と癒着してごね得体質のある業界でかつてはあったのは事実だけに、

O代議士系統の動きをりようして、地上げ屋と交渉するような感覚で、国と対峙するのは、かつての成田闘争を思い起こさせ、残念です。