自他共栄

投稿日: Jun 26, 2011 6:28:35 PM

近代柔道の基本理念の一つですが、今回の東日本大震災のガレキ撤去作業についても、この理念の実行が非常に難しいものであることを実感しました。

1.撤去作業をした業者に行政からの支払いが滞っている>重機リース代等実費支払いに苦労し、次回から敬遠する

2.資金がないのでボランティアに撤去を頼んでいたが、中途半端で終わっている

3.塩害および放射能汚染により本来のリサイクルができず、埋め立て地を確保しなければならないが、遅々としてすすまない

業者にしてもボランティアにしても、自栄あっての援助ですから、どうしても被災地の要求とはギャップができます。

自衛隊、警察官は作業にあたって給料が保証されているのです。

更地にまでもっていかないと復旧復興には取り掛かれないので、新復興省には、ここの部分を一挙に解決してもらいたいものです。

また、国民みんなが被災地のために協力しましょうと言っているのですから、復興税負担はあって当然だとおもうし、

それで景気が落ち込むことのないよう指導していくのが国の役割ではないでしょうか!