象のいない動物園

投稿日: Nov 15, 2010 9:40:24 PM

よく日本人は海外に出て行ったときや、外人をもてなすときに自分の国の歴史を上手く語れないし自分はこう思うと主張できないと言われています。鶴見俊輔先生曰く、

いわゆる第二次世界大戦の総括がなされておらず、ぽっかりと思考の大穴があいたまるで”象のいない動物園”状態であると。日清、日露は戦勝国として幕引きを図ったため

いいことばかりが謂われ、シナ事変以降は敗戦国として反省と陳謝ばかりしているわけですが、もういちど、1930年以前生まれのおじいちゃんが生きているうちに、外国にはおおっぴらにせずに、維新後近代までの総括(二論併記か)をして、”象をむかえいれる”作業をしないと、今回の海保とか警視庁外事とかのようなあやふやな問題が続くような気がします。