静脈産業

投稿日: Oct 16, 2010 7:6:3 PM

製造業や建設業を動脈産業と称し、その廃棄物や残材処理業を静脈産業と呼びます。両社はまさに表裏一体の関係にあり、製造業が栄えて設備投資も活発なときは、

それだけ残材・処分材もふえて産廃も忙しくなります。景気が良くなり、家の建て替えがふえると、建材、建具、家材等の排出が活発となります。

また、京都議定書以降のCO2削減テーマに基づき、再生品の使用義務や焼却回避義務等、静脈系もさまざまな技術更新努力を迫られています。

たとえば、古民家の柱は、焼却されるのではなくチップにして再び良質な木材として市場に出回ります。

おふとんはただ燃やして始末するのではなく、某製紙社のボイラーに使用されています。

いわゆる、ゴミ0%リサイクル率100%をめざして、いろいろな創意工夫が求められています。