再生できないプラスチックの種類は?

投稿日: Nov 23, 2016 9:2:24 PM

再生リサイクルできるプラスチックは、収納ケースとか車載コンテナ、食器、プランター等主に家庭で使われているプレーンなものおよびペットボトル、発泡スチロールといったところです。再生不可は、塩化ビニール(水道管・カラーコーン・ケーブルカバー)と組織強化プラ(FRP)とかです。最近は見分けのつきにくいものも多いですが、概して塩ビは簡単には燃えません【ライター等で軽くあぶるとわかります】、FRPは、おもに強化繊維としてガラスが使われているため切り口がギザギザになります。また安価なものでは島状の文様が出ています。

ーFRPについて

プラスチックは軽量ではあるが、弾性率が低く構造用材料としては適していない。そこで、ガラス繊維のように弾性率の高い材料との複合材料として、軽量で強度の高い、つまり比強度の大きな材料として用いられる。強化材はガラス繊維のほか、炭素繊維を用いる場合もある (CFRP)。強度の高いケブラー、ダイニーマなどの樹脂繊維で強化する場合もある (AFRP, KFRP, DFRP)。安価・軽量で耐久性がよいことから、小型船舶の船体や、自動車・鉄道車両の内外装、ユニットバスや浄化槽などの住宅設備機器で大きな地位を占めている。