スマートメーターとは?

投稿日: Mar 07, 2016 9:8:49 PM

電力小売り全面自由化に向けて、大手電力会社通信機能を備えたデジタル式の電力計「スマートメーター」への切り替えを急いでいる。検針員が毎月1回、使用量を目で確認してきたアナログ式の旧型と違い、自動で計測して電力会社に30分おきに送信する。交換は原則無料だ。電気の使い方がグラフなどで目に「見える」ようになり、ライフスタイルに合った料金プランと組み合わせて節約の工夫がしやすくなる。夜間料金が割安なプランを選んで、食洗機や炊飯器を夜のうちに使っておく、といった具合だ。事前に選んだ最大電気量で決まっていた基本料金の選択肢も増える。東電は1月、過去1年間に実際に使った最大電気量で基本料金が変わる「スマート契約」を発表した。お盆や正月など電気を多く使いそうなときは家電を使う時間をずらすなど、対策次第で基本料金も減らせるようになる。