紹介者:桶谷駿貴、鳥居紗衣 (アフリカ地域専攻、2014年度入学)
演目名 :「七色の鳥になった娘」
上演日時: 2015年11月20日(金) 14時50分~15時50分(60分)
あらすじ: 母親を失い、父親と2人で暮らす心優しい少女マウア。新しく継母を迎えますが、継母と2人の姉はマウアに冷たく、辛い日々を送ります。そんな中、マウアは運命の人との出会いをするも、継母によって七色の鳥に変えられてしまいます…。タンザニア版シンデレラ物語。
写真1: 語劇の案内看板。アフリカ語劇は上から4番目。
演目を選んだ理由: 「アフリカ」というとなじみがない人も多いはず。遠い土地の文化・風習を身近に感じてもらおうと、誰でもなじみのある物語を探したところ、シンデレラに近い内容のタンザニアの昔話を見つけ、これだと思い選びました。
エピソード・苦労話: 原作を元にしたオリジナルの劇で、脚本・演出すべて白紙からのスタートでした。物語を、わかりやすく、でも自分たちらしさを出しつつ面白く見てもらえるように工夫しました。部活、サークル、バイトなど、活発に活動する仲間が多く、なかなか全員そろって練習することができなかったことが苦労した点です。寒空の下、富士山を望みつつ8階のベランダで練習したのも、深く思い出に残っています。実際にタンザニアの農村にホームステイをして現地調査した(旅行ですが)数人のメンバーの経験も取り入れつつ、自分たちにしかできない劇に仕上がったと思います。
写真2: 本番数日前の練習中のようす。