アフリ科10thの記録
アフリカ地域専攻創立10周年記念イベントを終えて
by アフリ科10th実行委員会
2012年4月に国際社会学部の設立とともにオープンした「アフリカ地域専攻」(通称:アフリ科)は2021年度に 10周年を迎えました。これを記念し、2022年3月6日(日)に懇親会、座談会、文化紹介企画など様々なコンテンツを通して専攻のこれまでの10年間を振り返り、今後について考えるイベントを開催しました。
このイベントの一環として作成されたアフリカ料理レシピブックはこちらで公開しておりますのでどうぞご覧ください。アフリカファッションショー当日の動画は4月末頃こちらで紹介する予定です。
以下、このイベントの内容についてご報告いたします。
アフリ科10th実行委員会
【イベント概要】
・日時:2022年3月6日(日)10:00-19:00(日本時間)
・開催方法:実地開催とオンラインのハイブリット形式
・会場:企画別(外大プロメテウスホール、アゴラグローバルカフェスペース)
・参加対象:アフリカ地域専攻在学生、OBOG、先生がた、その他関係者
【企画内容】
1. アフリ科10周年ロゴ・記念グッズ作成企画
アフリカ専攻の創立10周年を記念するロゴを制作し、インターネットでの広報やイベントのポスターにて紹介しました。またロゴのステッカーを作成し、専攻関係者に配布することで、この企画の思い出とともに専攻に関わるみなさんのつながりをかたちに残すことができました。
2. アフリ科料理店企画
外語祭におけるアフリカ専攻の料理店の遍歴、人気メニューランキング、エピソード、主要メニューのレシピをまとめた「アフリカ料理店攻略ブック」を作成しました。
この攻略ブックをとおして、企画会場では専攻の卒業生や先生がたが思い出話で盛り上がりました。イベント終了後においても、専攻に関わるみなさん、そして本専攻やアフリカに興味をお持ちのみなさんが食を通してアフリカに関わる機会を提供できました。
※料理店企画で作成したレシピブックのデータ(PDF)はこちら(↓)からダウンロードしてご覧いただけます。
3. アフリカファッションショー企画 〜日本とアフリカを繋ぐ TUFS Africa Collection〜
東京外大プロメテウスホール(実地)とオンライン(Zoom)のハイブリット形式において、アフリカと日本の融合を題材に三部構成のショーを開催しました。
第一部「アフリカの伝統ファッション」では、アフリカの伝統衣装をアフリカの一日を連想させる映像を背景に紹介しました。
第二部「現在のアフリカのファッション」では、アフリカ地域専攻の在学生・卒業生や先生がたにアフリカの各国で仕立てた服や購入した服をお借りし、各国の現地の様子を想像できる映像を背景に紹介しました。
第三部「日本とアフリカの融合」では、ショーの企画メンバーが独自に制作したアフリカと古着を組み合わせたブランドの服、アフリカンファブリックの浴衣、日本とアフリカを融合させたオリジナル衣装を、日本を連想させる映像を背景に紹介しました。
アフリカのファッションのあらゆる魅力を発信することで、ファッションをとおして、アフリカの新たなイメージを創出できたと感じています。
写真1:イベント終了後、アゴラ・グローバルにてファッションショー出演者の集合写真。
当日のファッションショーの様子を短く動画にまとめました。ぜひご覧ください。
4. アフリ科フォーラム(座談会・パネルディスカッション企画)
この企画は東京外大アゴラグローバルカフェスペース(実地)とオンライン(Zoom)のハイブリット形式で開催しました。先生方をパネラーに招いた「これからのアフリカ地域専攻・アフリカ研究」、留学・インターン等でアフリカに滞在していた在学生・卒業生による「アフリカ体験記」、卒業後の進路に関する「卒業後のアフリ科生」という全三部構成の中で、アフリカ専攻の10年間を振り返りました。
様々な経験が語られるとともに、専攻学生、卒業生がこれから生きていく上での指針となるような深い提言も数多くあり、多くの知見を得ることができる貴重な機会となりました。
写真2:座談会第一部「これからのアフリカ地域専攻・アフリカ研究」の様子。
5. アフリ科懇親会
この企画は東京外大アゴラグローバルカフェスペース(実地)とオンライン(Zoom)のハイブリット形式で開催しました。懇親会の参加者はオンライン約10名、現地約30名にも上り、特に専攻OBOGが多く現地参加しました。前半部約1時間は、先生がたを含む全員の自己・他己紹介を行い、後半部の20分間は歓談の時間としました。
自己紹介により専攻関係者の縦のつながりをつくり出せたことに加え、他己紹介により各参加者の人柄も紹介できたことで会場の雰囲気が和み、その後の歓談が大いに盛り上がりました。
この懇親会は、今後も専攻内の交流の機会をつくっていくための重要な出発点になりました。
最終更新:2022年6月25日