留学生とのお別れ会
by 脇里々花
こんにちは。2022年度入学の脇です。
今回の記事では留学生とのお別れ会について書いていきます!
2023年2月5日にアフリカからの交換留学生3人とのお別れ会を開きました。3人は2022年の4月から外大への留学を開始し、秋学期が終わると同時に留学を終え、それぞれの国へ帰っていきました。
日本に留学中の1年間、一緒に色々なところへ遊びに行ったり、交流したりしました。それぞれ個性やエネルギーに溢れ、様々な活動を精力的に行っており、3人に大変刺激されてきました。
アフリカ地域を学ぶ私たちにとって彼らは、地理的に遠いアフリカを身近に感じさせてくれる、そしてアフリカの「人」のエネルギーを大いに感じさせてくれる存在です。
そんな3人がアフリカに帰ってしまうということで、感謝の気持ちを込めてお別れ会を行いました。
場所は新宿のレンタルスペース。どういったコンセプト?と思ってしまうような様々な装飾が施された部屋でした。想像していたよりも人口密度が高かったのですが、距離が近く、話しやすくて逆に良かったです(写真1)。
写真1: こんな感じのお部屋。
持ち寄ったお菓子やアフ科メンバーのお母さまお手製のコロッケ(写真2)を食べながらお話ししました。
写真2: お手製コロッケ。すごく美味しかったです!
途中で、このお別れ会を計画・実行してくれたアフ科のメンバーが、オノマトペゲームをやろうと言い出しました。オノマトペとは、擬声語または擬態語のことで、様々な状態や動きなどを音で表現した言葉を指します。「がらがら」、「もちもち」、「ざあざあ」、「どんどん」などがあります。
日本人は日本語のオノマトペ、留学生はそれぞれの国で使われているオノマトペを一人ずつ言っていき、お互いにその言葉の意味を予想するというゲームです。日本語のものだと、「こつこつ」、「ぺらぺら」、「べろべろ」、「つるつる」、「ぼろぼろ」などがあげられました。
留学生からは、「エマエマ」(Mashi語(注):悪いことが起こった時に使う)、「リリリリリリリリ」(Mashi語:驚いた時に叫ぶ)、「ムングワング」(驚いた時に使う、スワヒリ語の"oh my god") などがあげられました。
注:Mashi語はコンゴ民主共和国東部のBashi族の話す言語で、Shi や Nyabunguとも呼ばれるバントゥー語群の言語の一つ。
日本語のオノマトペに似たような発音の言葉がアフリカでも使われていて驚いたり、日本語のオノマトペの意味を英語で正確に説明することが難しかったり、一つのオノマトペが複数の意味を持つ日本語の面白さなんかを改めて感じたり…。とても面白いゲームでした。
正解を予想することに関してはお互いに苦戦しましたが、ヒントを出し合うのも楽しかったですね。
留学生の一人が、このお別れ会の翌日にあるイベントで日本語でのスピーチをすると言うので、その原稿を読んでもらい、少しばかり私たちがイントネーションや発音のアドバイスをしました。とっても上手で感動しました。
最後に、アフ科メンバーが作ってくれた、一緒に過ごした1年間を振り返る動画をみんなで見ました。懐かしい気持ちになり、悲しくなってきました。その後3人にプレゼントを渡し、集合写真を撮って(写真3, 4, 5)、会はお開き。
写真3: 日本らしいお土産などをそれぞれに渡しました。
写真4: 集合写真。先輩方も一緒です!
写真5: 外でパシャリ。みんな笑顔でとてもいい写真。
とても楽しい会でした。また会いましょう!
最終更新:2023年4月10日