ボート大会 


by 松本晴菜

皆さん、こんにちは!アフリカ地域専攻1年の松本です。今回は2022年6月に行われたボート大会の様子についてご紹介したいと思います。

1902年に始まった歴史ある外大のボート大会ですが、コロナ禍で中止が続き、3年ぶりの開催となりました。ボート大会は例年各語科の1年生が参加しますが、強制ではなく、さらに抽選で当選する必要があるため、入学して早1ヶ月の5月にはボート大会に出場するかどうか決めなければいけませんでした。

さて、ボート大会の抽選を無事に通過し、出場が決定しました。チーム名はメンバーの一人が考えてくれた“mabaharia (スワヒリ語でsailorsという意味)”に決めました。以前は男女別レースが通例だったそうですが、今回は男女混合レースということで、アフ科からは男子2人、女子2人が出場しました(そもそも男子が2人しかいないのでそれ以上のことはできないのですが…)。

今年のボート大会では、ボート大会当日までの事前練習はなく、当日の午前に各チームが練習する時間を設け、午後そのまま本番、という形でした。当日まで0の状態で挑むことに若干の心配はありましたが、午前の練習でボート部さんのアドバイスもあり、ある程度コツはつかめました。

今大会で使用したのは 4 人で漕ぐナックル艇で、 漕ぎ手は進行方向から順番にバウ、2番、3番、ストロークと乗っていきます。私は今回漕ぎ手ではなく、1番後ろで掛け声と調整を行うコックスという役割で乗艇しました。

最初は思っていたより重く動かしにくいオールにタジタジだったメンバーたちでしたが、「キャッチ・ロー」の掛け声に合わせて練習を重ねていくうちに上達していき、本番前最後の練習では自分たちも自信をと持てるほどの速さで船を走らせていました(写真1)。

写真1: 各語科がボートを漕ぐ様子

練習が終わった後はアフ科のみんなでお昼休憩をしました。出会ってまだ2ヶ月足らずでしたが、すでにかなりの団結力を見せていました(笑)。そしてお昼頃から留学生の2人も応援に駆けつけてくれました写真2,3

写真2: お昼休憩中のアフ科の様子

写真3: 留学生と一緒に

ちなみに、アフ科のみんなが着ているTシャツはメンバーが頑張ってデザインしてくれたもので、アフ科みんなの似顔絵とお花で描かれたアフリカ大陸が載っています。とてもステキで普段使いもできそう!?なくらいおしゃれです写真4

写真4: アフ科Tシャツ。とてもおしゃれ! 

昼休憩を終え、他のメンバーに見守られながら迎えた本番。時間がおしている中、前触れもなくスタートの合図がされたことに動揺しつつも、なんとか走り切ることができました。結果は決勝進出とはなりませんでしたが、漕ぎ手4人とコックスが一体となってゴールすることができ、とても充実したレースだったと思います。

 

同レースで、普段専攻言語の授業でご一緒しているオセ科(オセアニア地域専攻)の方々が見事に決勝進出を果たしたため、アフ科も一緒になって応援しに行きました。レース後はお互いに健闘を称え合い、親交を深める良い機会にもなりました。

 

ボート大会終了後は、みんなでアイスを買って食べたり、新宿に打ち上げで焼肉を食べに行ったりしました(写真5, 6)。1年生初の行事でしたが、既に抜群の団結力を発揮していたと思います。このボート大会でよりいっそうアフ科の絆を深めることができました!

写真5: みんなでアイスをパクリ…

写真6: 打ち上げの様子

参考URL:

・東京外国語大学ウェブサイト 「学内競漕大会」

http://www.tufs.ac.jp/student/extraordinary/boat.html

最終更新:2023年3月30日