ThE GOOD LIE

紹介者: 飯野真子(2016年入学)

概要

演目名: The Good Lie

日時: 2017年11月25日(土) 10:00-10:50

あらすじ: 第二次スーダン内戦時に住む場所を追われ、孤児となった子どもたちは「ロストボーイズ」と呼ばれました。4人の兄弟が居場所を求めてアメリカへ渡り、共に生きるということについて考え、家族とは何かとわたしたちに問いかけてくる物語。

写真1: 公演終了後、関係者全員での集合写真。

感想: この作品を上演するにあたり、アフリカ地域専攻2年の16人、先輩、他の学科の友人たち、先生方と一緒に数え切れないほどの打ち合わせ、練習を行いました(写真1)。

個人的には、舞台化粧をするにあたって肌色をはじめとしたメイク方法を黒人と白人で区別するべきかどうか、またこの演劇をとおして伝えたいメッセージは何なのかという話し合いをたくさんの時間を割いて行ったことがとても印象に残っています。結果に至るまでに渦巻いた様々な議論の内容はさておき、全員が演劇とアフリカについて真剣に考えて意見をぶつけあうことができた、大変意味のある時間だったと思っています。

語劇の練習のほかにも部活などで忙しくしているメンバーがほとんどでしたが、最後までピリピリすることなく、楽しくわいわい劇を完成させられたことが何より良かったです。またこのメンバーで、何かを作るために一生懸命走ることができたら良いなと、願っています。