報告:星野光莉(アフリカ地域専攻、2023年度入学)
こんにちは!23年度アフリカ料理店「kukutana」店長を務めました1年生の星野です!
2023年度入学の1年生はマイペースな人が多く(かく言う私もその一人ですが)、アフリカ専攻(通称アフ科)はアットホームな雰囲気で、それぞれが充実した大学生活を送っています。
今回は先輩方のお力もお借りして総勢15名で行った外語祭の準備そして当日運営の様子をお届けします!
受験生の皆さんには、大学生活1年目のイメージが伝われば良いなと思います。
今年のアフ科の目標は「アフリカの良さを来場してくださったお客様に知ってもらう」ということでした。外語祭という場でアフリカ料理店に出会ったことをきっかけに、アフリカに興味を持ってくださった方が一人でも多くいらっしゃったらいいなという思いを込めて、料理店の名前はスワヒリ語で「出会い」を表す「kukutana」としました。
外語祭では、各専攻地域の料理を提供しますが、アフリカ専攻は、「マフェ」というビーナッツとトマトのチキンシチューとアフリカでよく食べられるプランテンバナナを薄切りにして揚げた「プランテンチップス」を提供しました(写真1,2)!
写真1: マフェ
写真2: プランテンチップス
マフェは様々な具材を煮る必要があり、「プランテンチップス」は日本でよく食べられるバナナと違ってまだ完熟していない青バナナの状態なので、皮を包丁で剝く必要があり、大変な調理工程でした。5日間やり遂げてくれたみんなには感謝してもしきれません。
料理店は当日に注目されがちですが、準備が命と言っても過言ではありません。料理の試作会に始まり正面看板の装飾、ポスターの作成など、外語祭が始まる何ヶ月も前から準備に準備を重ねてきました。
まずはお店の正面装飾です。お客さんの中には「この看板が一番かわいい」と言ってくださった人もいたほど好評でした(写真3)。
写真3:正面看板
字を浮き立たせるために発泡スチロールを使ったり、さらにアフリカらしい模様を取り入れたりもしたので、完成までに多くの時間を費やしました。
多忙なアフ科1年生は空きコマがほとんどなく、みんな5限の後の放課後に残って夜遅くまで作業してくれました。本当にみんなありがとう(写真4)!!!
写真4: 放課後の装飾制作の様子
ポスターも自分たちで一から作成しました。とってもかわいいです(写真5)!
写真5: メニュー表
また、外語祭が始まって、子供連れの家族が多く訪れていたことを受けて、お子さん向けにプランテンチップスを売り出してみよう!ということで、料理店の最中に新たにチラシを作成してみたりと、本当に色と試行錯誤して、料理店を盛り上げていました(写真6)。
写真6:お子さん向けのチラシ
語科パーカーも自分たちで作成しました(写真7)!!
写真7:語科パーカー(2023年度)
さて、それではいよいよ当日についても振り返っていきましょう!
なんといっても5日間とてつもない忙しさで、疲れたと感じている暇もないほどでした。途中で色々なハプニングに見舞われたりと、最初の3日間はうまくいかないことも多く、ようやく慣れてきたと感じられたのは4日目以降のことでした。
そんな状態でしたので、当初は5日間も乗り切れるか心配もありましたが、「とても美味しかった」と言ってくださったり、何度も足を運んでくださったお客さまに励まされ、無事に最終日まで乗り切ることが出来ました(写真8, 9, 10)。
なにより朝早くに集合して仕入れをし、夜遅くまで片付け、というハードスケジュールの中、5日間お互いを励まし合いながら、笑顔で料理店を運営できたことが一番良かったと感じています。このメンバーでなければここまで充実して楽しい時間にはならなかったと今改めて思う次第です。みんな本当にありがとう。
写真8: アフリカ料理店「KUKUTANA」
写真9: 当日の様子(調理スタッフ)
写真10: 当日の様子(行列ができている)
最後に、この料理店を支えてくれた全ての人に感謝申し上げます。ご来場いただいたお客様、外語祭実行委員会、仕入れ先の皆様、アフリカ専攻の先輩、先生方、親御さん、そして何より共に頑張ったアフ科の仲間、本当に感謝してもしきれません。
この恵まれた環境下でこれから先も共に学び高め合えることが何よりも幸せだと感じています。アフ科の皆本当に大好きです!
皆様にいただいた御恩を今度は私たちが後輩に返せるよう来年度の外語祭では全力で後輩をサポートします!
また来年度は語劇もあります。料理店を乗り越えより一層団結力の深まった私たちの語劇に乞うご期待ください!
最終更新:2024年2月13日