2014.3.8 サヨナラ大会 vs 茗荷谷クラブ

Post date: Mar 11, 2014 5:04:29 AM

雨で一週間おくれた一回戦が3月8日快晴のもとに六義園B面で行われました。

ジャンケンに勝ったミスギは後攻を選択。1回の表、茗荷谷クラブの攻撃をわずか6球で三者凡退にしとめる狙い通りのスタート!特に2アウト後の3番打者の三遊間の当たりを回り込んで一塁で刺したミスギショートのファインプレーは圧巻でした.

1回裏ミスギの攻撃は3番打者が四球で出塁するも後続がピッチャーゴロで無得点。

2回表、茗荷谷クラブは先頭の4番がエラーで出塁。続く5番打者にレフトオーバーのツーベースヒットを打たれ、まず1点を奪われます。4,5番はミスギ投手が一番打たれたくなかった相手だけに動揺は隠せず、小柄な6番打者に四球を与えてしまうと続く7番打者にレフト前の2点タイムリーを浴びてしまいます。なおノーアウトで続くピンチを救ったのが頼れる6年生センター。9番打者のセンターフライをさばいた後のレーザービームでタッチアップを刺しダブルプレー。続く1番打者もサードゴロでなんとか3点で切り抜けます。

2回裏ミスギの攻撃、先頭の5番打者がセンター前に抜けようかという当たり。相手センターの好守でシングルヒットとなります。ヒットエンドランとワイルドピッチで3塁まですすめるも、後続の下位打線が続かずこの回も無得点。

3回表茗荷谷クラブの攻撃。2番3番を内野ゴロにしとめての2アウトから迎えた4番打者。1ボール2ストライクから投じた高めの失投を見事にとらえられ、右中間のランニングホームラン。痛い1点を失います。

3回裏のミスギの攻撃。1アウト後1番打者がエラーで出塁。さらに相手キャッチャーのミスを誘う好走塁で、キャッチャーの送球が外野を点々とする間にホームイン。

流れをつかみかけた4回表。1アウト後7番打者に詰まった当たりをライト前に運ばれ、その後エラーも絡んで1アウト満塁。ここで絶対に打たれたくなかった1番打者に左中間2点タイムリーを浴びてしまいます。しかしここであきらめずに踏ん張るのがこの日のミスギ。続く2番打者のスクイズを本塁で刺して2アウト。3番打者もセカンドライナーで切り抜け3アウト。

4回裏、ミスギの攻撃は茗荷谷の2番手投手にタイミングが会わず、四球でランナーを出すも後続が続きません。

いよいよ劣勢に立った5回表の茗荷谷クラブ。先頭の4番はレフト前のクリーンヒット。盗塁と四球でワンアウト1-2塁からエラーで2点を失ってしまいます。続くピンチで8番打者の当たりは左中間をぬけようかという打球。しかしこれをこの日好守を見せているセンターがナイスキャッチ。この回を2失点で切り抜けます。

5回裏、ミスギの攻撃。先頭の9番が三遊間のクリーンヒット。1番打者は大きなセンターフライを相手センターの好守に阻まれワンアウト。2番打者が四球で続き、チャンスを広げるも、続く3,4番が内野ゴロに倒れゲームセット。

この日の両チームの差は、勝負どころで甘いボールを逃さず打った茗荷谷クラブとチャンスで1本が出ないミスギの差であり、さらに言えばエラーを失点につなげてしまったミスギとエラーを全員でカバーできた茗荷谷クラブの差といえるでしょう。ただし勝負球が甘かったミスギ投手を責めるよりは、茗荷谷クラブの打線をほめるべきでしょう。

3名のミスギ6年生はこの試合でそのポテンシャルを随所に見せてくれました。スコアは1−8で完敗でしたが、その清々しい正々堂々とした戦いぶりにミスギ大応援団からは試合後「ナイスゲーム」の声が上がっていました。

この悔しい敗戦のリベンジはきっと5年生以下が来たる春季大会で晴らしてくれると信じています。